Anker PowerPort Atom III 63Wを購入しました。レビューします。
内容物は充電器本体、電源ケーブル、接着用テープ、説明書です。
この製品の良いところはUSB Type-Cが2つ、USB Type-Aが2つの計4ポート用意されていること。左端からそれぞれ最大18W、45WのUSB PDに加え、1ポート最大12Wの出力が可能になっています。
一つ注意しておきたいのが、製品名にも書いてあるとおり、あくまで合計63Wという仕様になっています。そのため、すべてのポートを効率よく使った場合、18W、30WのUSB PD、USB Type-A2ポート合計で15Wになってしまいます。この点のみ要注意です。
しかし、USB PDは5V3Aも可、USB Type-AポートはQuick Chargeも可能なAnker PowerIQ 3.0 Gen2に対応しています。高出力を重視せず、充電を一箇所に集約する目的ではオススメです。
電源は一般的なメガネ型のACケーブルで接続します。
本体サイズはものすごくコンパクトで、縦に畳めるスマートフォン、Galaxy Z Flip 5Gとほぼ同寸といっても過言ではないくらい、サイズ感が似ています。厚さもほぼ同じ。かなりコンパクトです。
各ポートをテストしていきます。今回はあくまで各ポートが最大出力に対応しているかどうかのみ検証しました。まずは一番左端の18Wのポートから。iPhone 12 Pro Maxを繋いでテスト。17W弱とほぼ公称値が確認できました。
その隣の45Wのポートをテスト。MacBook Pro 13インチを繋いでテストしました。45Wに近い42Wが確認できました。
今回、寝ている間にiPad ProとMacBook Pro (13インチ)、ワイヤレス充電器への給電用でいいなと思い購入しました。充電スピードは劣りますが、寝ている間ならノープロブレム。むしろ机周りのアダプタがこれ一つに集約されたので、スッキリしました。USB PDの規格にも沿っているので、オススメです。