中国メーカーRealmeから、MediaTekのフラッグシップSoCであるDimensity 1200を搭載した「Realme GT Neo」が発表されました。
このスマートフォンは、先日発表されたばかりの「Realme GT」と寸法、カメラ、ディスプレイなどはほぼ同じスペックとなっています。
このスマートフォンの前面は、右上にパンチホールを備えた6.43インチのSuper AMOLEDを中心に構成されています。ディスプレイ解像度は2400×1080のフルHD+、リフレッシュレートは120Hzでタッチサンプリングレートは360Hzとなっています。
SoCは前述の通りMediaTek製のDimensity 1200で、このSoCはRealme GT Neoに初めて搭載されます。内蔵ストレージは128と256GBでUFS3.1ストレージを採用。
背面カメラは6400万画素のメインカメラ、800万画素の超広角カメラ、200万画素のマクロカメラの3眼で、コスト削減のためか望遠カメラは省かれています。最近のスマートフォンにありがちな望遠倍率競争には参加していないようです。前面カメラは1600万画素。
Realme GT Neoのバッテリーは、Snapdragon 888を搭載した兄弟機「Realme GT」と同じ4500mAhとなっていますが、65Wの急速充電に対応している兄弟機と比べて、このスマートフォンでは50Wの充電へとダウングレードされています。
その他機能として、このスマートフォンには放熱のためにデュアルグラファイトプレートと水冷システムが使用されています。冷却システムが使用されていても、重量は179gと比較的軽量になっています。
ソフトウェア面では、Android 11をベースにしたRealme UI 2.0が搭載されています。また、最大限のパフォーマンスを発揮するためのGTモードも搭載しています。
その他スペックと価格は以下の通り。
- Realme GT Neo(メモリ6GB、ストレージ128GBモデル):1799人民元(日本円で約3万円)
- Realme GT Neo(メモリ8GB、ストレージ128GBモデル):1899人民元(日本円で約3万2千円)
- Realme GT Neo(メモリ12GB、ストレージ256GBモデル):2399人民元(日本円で約4万円)
OS | Android 11, realme UI 2.0 |
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SoC | Dimensity 1200 |
実行メモリ | 6 / 8 / 12GB |
内蔵ストレージ | 128 / 256GB UFS3.1 |
画面 | 6.43インチ、2400×1080 |
カメラ | 6400万画素 + 800万画素 + 200万画素 |
インカメラ | 1600万画素 |
電池 | 4500mAh |
寸法 | 158.5 x 73.3 x 8.4 mm、179g |
その他 | 50W急速充電、イヤホンジャック |
Realme GT Neoは、MediaTek製のフラッグシップSoCを搭載しながらも、日本円換算で約3万円からという、高コスパなスマートフォンです。長時間使用していても発熱しにくいように設計されているので、ゲームを沢山プレイする方に向いているのではないでしょうか。