KDDIと動画配信プラットフォーム「OPENREC.tv」を提供するCyberZは、業務提携を発表しました。相互の顧客基盤を活用したゲーム人口拡大に向けて、提携第一弾としてauスマートパスプレミアムでの特典提供などを順次開始。
今回の提携によって、配信者と視聴者への支援、利用者拡大による事業最大化に取り組みます。OPENREC.tvは1000万人の顧客獲得を目指すほか、KDDIは5Gスマートフォンに相応しい体験の提供とauスマートパス1500万会員の満足度向上を目指します。
KDDIはこれまでSHOWROOMと協業による縦型動画サービス「smash.」、行政と協力したバーチャル渋谷、5Gスマホと接続するARグラス「NrealLight」など、低遅延高速の5Gならではの体験を様々な形で提供してきてきました。eスポーツに関してはプロチーム「DetonatioN Gaming」スポンサーや大会協賛なども。
また、OPENREC.tvはゲーム実況やライブ配信ができるサービス。配信以外にもオリジナル番組やeスポーツ大会も。コンテンツは累計100万本以上。会員数は400万人。今後海外へのサービス展開も見据えます。
業務提携の背景にはeスポーツ・ゲーム関連映像視聴者数が伸びていることを挙げました。ゲーム配信がライブ配信を牽引しており、ゲーム配信視聴端末はスマホが約半分を占めており、今後のスマホの環境整備が重要であるといいます。
事業提携の取り組みとして、OPENREC.tv有料会員限定動画の中から人気配信者の厳選動画をauスマートパスプレミアム会員向け特典として無料提供するほか、期間限定で月額550円のOPENREC.tvプレミアム会員が30日間無料で利用可能に。またパートナー企業と連携した新規チャンネルの開設も9月以降行うとのこと。
さらにOPENREC.tvで配信者同士が流行のゲーム情報や視聴者からの反応を共有できる企画実施や、5Gスマホ、スマートグラスといった最新視聴端末を体験する機会を9月以降提供もしていくとのこと。