Microsoftは、Windows 11の目玉機能として宣伝してきたAndroidアプリをWindows上で動かせる機能を、一部のユーザーに開放したと発表しました。
現時点では米国のWindows Insider Programに参加しているユーザーのみが対象となっていますが、近い将来日本でも利用可能になるようです。
Amazon App Storeは、Windows 11上では正規の手段でAndroidアプリをインストールするアプリストアとなる予定です。現時点では、検証用に選ばれたKindleやLords Mobileなど50のAndroidアプリがダウンロードできるようです。
Androidアプリは根幹となるWindows Subsystem for Androidは、IntelとMicrosoftが開発したものではありますが、IntelはもちろんAMD製CPUやQualcomm製SoCを搭載した要件を満たす全てのPCで利用できます。
ただし、Windows Subsystem for Androidのシステム要件はWindows 11の最小システム条件より要求されるスペックが高くなっており、CPUは第8世代以降のIntel Core i3以上かRyzen 3000シリーズ、もしくはSnapdragon 8cxシリーズ、メモリは8GB以上でストレージはSSDであることが明記されています。実際の最小システム要件はフラストレーションがたまるのでWindows 11の最小システム要件もこのくらいまで上げてくれたらうれしいのですが。
今回のAmazon App StoreがWindows 11に対応することによって、壊滅的なAmazon App Storeの品揃えがどれほど改善するか、またパフォーマンスはどれくらいの影響が出るかなど注目したいです。