realmeはハイエンドスマートフォン「realme GT2 Pro」を発表しました。デザイン監修にINFOBARや無印良品のデザイナーである深澤直人氏を起用。背面にパルプを原料とするバイオ材料を使用するなど、環境問題対策を意識した製品となっています。価格は7万5千円から。
SoCは昨年12月に発表された最新ハイエンドチップセットSnapdragon 8 Gen1を採用。実行メモリは8GB/12GB、ストレージは128GB/256GB/512GBから選択可能です。
ディスプレイは6.7型WQHD+(3216×1440)有機ELで、1~120Hzの可変リフレッシュレートに対応。タッチサンプリングレートは最高1000Hz、ピーク輝度1400nits、DCI-P3色域に対応するなど、申し分ない性能となっています。
背面カメラは5000万画素(F1.8)メイン、5000万画素(F2.2)超広角、最大倍率40倍マクロカメラの三眼構成です。OPPO Find X3 Proなどに採用されるSony製IMX766をメインカメラに採用。光学手振れ補正(OIS)を搭載し、1/1.56インチの大型センサーで明るくノイズの少ない写真が期待できます。超広角カメラは画角が150度あり、魚眼レンズ風の撮影も可能です。
ステレオスピーカーを搭載し、ハイレゾオーディオやDolby Atmosに対応しています。バッテリー容量は5000mAhで65W急速充電に対応。同梱物を削減するメーカーが多い中、本体に急速充電器が同梱されているのも嬉しいポイント。
realmeは、これまでにもINFOBARや無印良品のプロダクトデザイナーを務める深澤直人氏とコラボしたスマートフォンを発売してきました。スーツケースのような凹凸が特徴的なrealme GT Master Edition、玉ねぎやにんにくをモチーフにしたrealme X Master Editionなど、そのデザインはiF DESIGN AWARDを受賞したりと高く評価されています。
今回も深澤直人氏がデザインを監修しています。デザインテーマは「地球温暖化対策として炭素排出量を削減すること」です。製紙で発生するパルプや落ち葉を原料とするバイオ材料を背面パネルに採用し、化石原料を使用する製品に比べ約6割の炭素排出を削減します。派手さは無くなりましたが、環境問題に対してスマートフォンはどうあるべきかを示す意欲的なデザインだと感じます。
本体カラーは4色で、ホワイト、グリーンのカメラ横にはrealmeロゴと深澤直人氏のサインが入っています。
ブラックとブルーはガラスを研磨した背面パネルが採用されています。こちらはサインがありません。
パッケージのプラスチック使用量も削減されており、環境に配慮した大豆インクで印刷されます。1台あたりペットボトル3.5本分のプラスチック削減になるそうです。
スペックは以下の通り。
OS | realme UI 3.0 (Android 12 ベース) |
---|---|
SoC | Snapdragon 8 Gen1 |
メモリ | 8GB/12GB |
容量 | 128GB/256GB/512GB |
画面 | 6.7型 WQHD+(3216×1440) |
背面カメラ | メイン5000万画素(F1.8)、超広角5000万画素(F2.2)、マクロ(最大倍率40倍) |
インカメラ | 3200万画素 |
電池 | 5000mAh 65W急速充電 |
寸法 | 163.2×74.7×8.18mm, 189g(ホワイト、グリーン)/199g(ブラック、ブルー) |
その他 | NFC/画面内指紋認証/ハイレゾ認証/Dolby Atmos |
realmeはターゲットであるZ世代の若者を「地球温暖化と戦う世代だ」と製品発表会で語りました。これからを生きる我々にとって、環境問題は避けて通れません。realmeが継続的にこの素材を採用するのかは未知数ですが、筆者はこの取り組みを応援したいと思います。
価格は以下の通り。
- 8GB+256GBモデル 4199元(約7万5600円)
- 12GB+256Gモデル 4499元(約8万1000円)
- 12GB+512GBモデル 4999元(約9万円)
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