Amazonは、非常に安い本体価格に定評のあるFireタブレットシリーズの次世代モデルである、新型「Fire 7」「Fire 7 Kids」を発表しました。
新型「Fire 7」タブレットは、先代と比較して若干左右上下のベゼルが細くなっていますが、その点を除けば本体外観にそこまでの変更はありません。ディスプレイは7型で、解像度は1024×600。海外モデルにおいては、本体色はブラック、デニム、ローズの3色から選択可能ですが、国内モデルはブラックの1色のみ。
スペック面においては、従来と比較して30%高速になった2GHzクアッドコアSoCと、従来の2倍の容量である2GBの実行メモリを備えています。内蔵ストレージは16GBまたは32GBであり、microSDカードによるにも対応しているため、最大1TBまでストレージを拡張することも可能。なお、国内版で発売されるモデルにおいては、内蔵ストレージは16GBのみとなっています。
また、背面に720pのHD動画撮影に対応する200万画素カメラ、インカメラにも同じ200万画素のカメラが搭載されています。
バッテリー容量に関しても具体的な数字は不明ですが、公式発表では通常使用時最大10時間とされており、前世代のFire 7と比較して約3時間長持ちになっています。USB Type-C端子を搭載しているものの、急速充電には非対応であり、付属の5W充電アダプタでフル充電まで4時間を要するとのこと。
「Fire 7 Kids」においても本体の仕様は同じですが、子供に安全なソフトケースと、1年間のAmazon Kids+サブスクリプションが付属しています。
新型「Fire 7」シリーズは、2022年6月29日から発売され、既に予約注文が開始されています。本体価格は6980円から、Kidsモデルは1万2980から。
AmazonのFireタブレットシリーズは、性能が最低限であったり、GMSが使えなかったりと、デメリットこそあるものの、価格に見合った性能であり、用途を完全に割り切ればとてもコスパの良いタブレットであると考えます。特に、新型「Fire 7」においては、USB Type-C端子を搭載。3、4年前まではmicro USBケーブルが活躍する場面も少なくはありませんでしたが、現在はほとんど出番がなくなっており、USB Type-C採用によってさらに利便性の高いタブレットとなっています。
OS | Android(バージョン不明) |
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SoC | クアッドコア・2GHz(製品名不明) |
メモリ | 2GB |
容量 | 16GB |
画面 | 7型 (1024×600) |
カメラ | 200万画素 |
インカメラ | 200万画素 |
電池 | 容量不明 |
寸法 | 181 × 118 × 9.7mm, 282g |
その他 | microSDカード最大1TB |