POCOは、グローバル市場における新製品発表会において、ハイコスパなスマートフォンである「POCO F4」を発表しました。
パフォーマンス
POCO F4や日本投入が発表されたPOCO F4 GTは、POCOの中でも上質な体験を提供することがコンセプトであるFシリーズに属しており、同時発表された「POCO X4 GT」と比べ、バランスの良い性能と高いコスパが魅力です。
なお、先代のPOCO F3はRedmi K40のリネーム品であり、POCO F4は中国のみで販売されている「Redmi K40S」とほとんど同一スペック。Redmi K40Sは発表こそ今年ですが、そのスペックは昨年上半期発表のRedmi K40から多くを流用したものであるため、POCO F3からPOCO F4はさほど進化していない、ともいえます。
POCO F4のSoCは最大3.2GHzのSnapdragon 870。まさかの先代POCO F3から変更なしという状況ですが、Snapdragon 870の優秀な省電力性を理由としています。メモリはLPDDR6の6/8GB、ストレージはUFS 3.1の128/256GBのみの用意。
ディスプレイ
ディスプレイは6.67インチフルHD+有機EL、リフレッシュレートは120Hzでタッチサンプリングレートは360Hz。最大輝度は1300nitsを標榜。フレーム補間(MEMC)や10億色での表示、有機ELならではの高いコントラスト比を実現しています。
カメラ
ベース機種のRedmi K40Sと異なる点がカメラであり、6400万画素+800万画素超広角+200万画素マクロの3眼。POCOスマホでは初めて、メインカメラにてOIS(光学式手振れ補正)に対応しています。
インカメラは2000万画素でパンチホール型ですが、穴のサイズは2.76mmと業界最小を謳っています。
バッテリー
バッテリーはXiaomiとしては少し抑えめな4500mAh。一方でPOCO F3では33Wだった充電速度は67Wまでに強化されており、38分で満充電が可能とアピール。利便性の大幅な向上が期待できます。
価格
Redmi K40Sからの兼ね合いか、本体色はグリーンとブラック、シルバーの三色で、POCOのブランドカラーといえるイエローなどの派手な色合いは用意されないようです。
価格はメモリ6GB/ストレージ128GBのモデルが399ユーロで、日本円にして5万6000円。同8GB/256GBのモデルは449ユーロ(6万3000円)となっていますが、早期購入者は50ユーロ割り引かれ、それぞれ349ユーロと399ユーロとなります。
POCO F3ではRedmi K40で対応していた、ドコモやauにて必須のバンド18/19/26などが外されていましたが、今回はすべて対応。そのうちの日本投入も期待できそうです。
余談ですが、POCO F4 GTの英国での販売価格は699ユーロ(10万円弱)である一方、日本では7万4000円での販売が告知されています。そのため、仮にPOCO F4が日本に投入されれば、もう少し安い価格に設定されることも期待できそうです。
スペック表
OS | MIUI 13 for POCO,Android 12ベース |
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SoC | Snapdragon 870 |
メモリ | 6/8GB |
容量 | 128/256GB |
画面 | 6.67インチフルHD+有機EL 120Hz,360Hzタッチサンプリングレート |
カメラ | 6400万+800万超広角+200万マクロ OIS対応 |
インカメラ | 1600万画素 |
電池 | 4500mAh,67W |
寸法 | 163.2×75.95×7.7mm,195g |
5G | n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/77/78 |
LTE | 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28/ B38/40/41 |
3G | B1/2/4/5/6/8/19 |
その他 | 指紋認証,Wi-Fi 6,充電器付属 |
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