Xiaomiは、グローバル市場においてミドルハイクラススマホの「Xiaomi 12 Lite」を発表しました。処理性能はほとんど進化していませんが、それ以外の性能が大きく向上し、さらに快適な体験が得られそうです。
Xiaomi 12 LiteはSnapdraagon 778Gを搭載。先代のMi 11 Lite 5GではSnapdragon 780Gを、マイチェン後のXiaomi 11 Lite 5G NEではSnapdragon 778Gを採用していたため、処理性能はほとんど変わらないことがうかがえます。メモリは6/8GB、ストレージは128/256GB。
ディスプレイは先代から変わらず6.55インチのFHD+(2400×1080)の有機ELですが、リフレッシュレートが90Hzから120Hzへと強化。1920段階の調光が行え、最大輝度は950nitsと快適に利用できるスペックです。
上位のXiaomi 12シリーズでは握りやすさなどの理由によりエッジディスプレイを採用していますが、Xiaomi 12 Liteではフラットディスプレイ。
背面カメラも構成を新たにしています。メインカメラは1/1.52型の1億800万画素で、800万画素の超広角と200万画素のマクロカメラを備えます。
一方でインカメラは3200万画素とかなり高精細なうえ、自撮りを多用する女性向けスマホの「Xiaomi Civi」などでしか見かけない画面側フラッシュを搭載。本体色といい、中国でしか取り扱われていないXiaomi Civiシリーズの国外版のような佇まいを感じさせます。
バッテリーは4300mAh。33Wだった充電速度は67Wまでに強化され、41分で満充電を謳います。
デザインは近年のミドルレンジAndroid端末の流行で、iPhone 12シリーズ然とした角ばった外観。本体色はブラックとラベンダー、Mi 11 Lite 5Gでも用意されていた水色の3色。
こうして比べてみると、個人的には世代を経るごとに野暮ったさが抜けていき、各段にかっこよくなっている印象を持ちます。
ただし、Mi 11 Lite 5Gのアピールポイントだった本体重量と薄さの魅力はXiaomi 12 Liteでは衰えており、重量は173gで厚みは7.29mm。現在でもそれなりに軽いとはいえ、Mi 11 Lite 5Gではそれぞれ159gと6.81mmであったため、ここは残念。
価格はメモリ6GB/ストレージ128GBのモデルが400ドル(5万4000円)。Mi 11 Lite 5Gは日本電も販売されていたため、Xiaomi 12 Liteも日本投入に期待が持てますが、この価格のままだとXiaomi 11Tと競合してしまうのでは、という懸念はあります。
OS | MIUI 13(Android 12ベース) |
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SoC | Snapdragon 778G |
メモリ | 6/8GB |
容量 | 128/256GB |
画面 | 6.55型 FHD+(2400×1080) OLED 120Hz |
カメラ | 1億800万+800万+200万 |
インカメラ | 3200万画素、デュアルLEDフラッシュ |
電池 | 4300mAh,67W |
寸法 | 159.3 x 73.7 x 7.3 mm,173g |
5G | n1, n3, n5, n7, n8, n20, n28, n38, n40, n41, n66, n77, n78 |
LTE | 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66 38/40/41/42/48 |
3G | 1/2/4/5/6/8/19 |
その他 | 顔・画面内指紋認証 Wi-Fi 6 |
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