モトローラは、中国にてハイクラススマートフォン、「moto S30 Pro」を発表しました。昨年末に発表された「moto edge S30」の上位にあたり、価格は4万円台からとアッパーミドルクラス相当ながら、ハイエンドなチップを搭載し、高いコスパが魅力な1台です。
パフォーマンス
moto S30 ProはSoCにSnapdragon 888+を採用。型落ちチップではありますが、AnTuTuベンチマークスコアでは89万点を記録し、十分に戦える性能を持ちます。
本体の冷却にはVC液冷などを採用し、冷却面積は2万3000㎟を超えます。メモリは8/12GB、ストレージは128/256/512GB。
ディスプレイ
ディスプレイは6.55インチのFHD+(2400×1080)の有機EL。Snapdragon 800シリーズを搭載したスマホで、最近多い6.7~インチでもなく、逆に小ささ・握りやすさをアピールする6.1~6.2インチ級の画面でもないのは、Xperia以外にあまり見かけないような印象を持ちます。
有機ELで画面端が湾曲するエッジディスプレイ。上下ベゼルもかなり細く、美しくなっています。
リフレッシュレートは144Hz、タッチサンプリングレートは360Hzで、10億色での表示に対応します。
下位のmoto edge S30では液晶だったため、画面サイズが小さくなったとはいえ大きな進歩です。
カメラ
カメラは3眼で、OISに対応した5000万画素のメインと1400万画素の超広角、200万画素のポートレートという構成。
同時発表の「moto X30 Pro」では2億画素センサーの「ISOCELL HP1」を世界初搭載など特筆すべき事項がありましたが、moto S30 Proは控えめ。インカメラは3200万画素。
バッテリー
バッテリーは4400mAh。68Wの急速充電に対応し、10分で50%充電できることを謳います。上位モデルのmoto X30 Proとは異なり、こちらはワイヤレス充電には非対応。
その他
そのほか、Dolby Atmosに対応し、ステレオスピーカーを搭載。Android 12をベースとしたmyui 4.0がプリインストールされ、PCライクな操作を提供する「Ready For 3.5」に対応。
本体色はブラックとレザー調のブルーの2色で、ブルーでは重量は167gとかなり軽いのも高評価です。
価格は2199元、日本円にしておよそ4万3000円からと、Snapdragon 888+を搭載するデバイスとしてはかなりお手頃。moto S30 Proはグローバル市場ひいては日本でも「Motorola Edge 30 Fusion」として投入されると噂されており、その高いコスパを遺憾なく日本でも発揮してほしいところです。
スペック表
OS | myui 4.0(Android 12) |
---|---|
SoC | Snapdragon 888+ |
メモリ | 8/12GB |
容量 | 128/256/512GB |
画面 | 6.55型 FHD+(2400×1080) 有機EL,エッジディスプレイ 144Hzリフレッシュレート 360タッチサンプリングレート |
カメラ | 5000万画素+1300万画素超広角+200万画素ポートレート |
インカメラ | 3200万画素 |
電池 | 4400mAh,68W |
寸法 | 158.48×71.99 ×7.45 mm, 167g |
その他 | Wi-Fi 6/6E 充電器 |
moto S30 Pro
— すまほん!!📶5G📱 (@sm_hn) August 12, 2022
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