充電器やモバイルバッテリーなどの周辺機器大手Ankerは、急速充電対応の新たな小型充電器「Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)」など、ケーブルやモバイルバッテリー、電源タップを含む計8製品を正式発表しました。
これらの製品は、AppleのiPhone 14シリーズ正式発表に合わせたもの。
「Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)」は、折りたたみ式プラグを備えたAnker製品史上最小の急速充電器であり、ミニサイズながらも最大30Wの急速充電が可能です。iPhone 14シリーズやタブレット、さらにはMacBook Airの充電にも対応。USB Power Deliveryとの互換性を高めたAnker独自充電技術である「PowerIQ 3.0 (Gen2)」、温度に応じて出力を制御する「ActiveShield™️ 2.0」を搭載し、安全かつ高速に端末の充電を行うことができます。本体価格は税込3490円。
充電器と合わせて、新たな充電ケーブルも登場。「Anker 541 エコフレンドリー USB-C & ライトニングケーブル」「Anker 543 エコフレンドリー USB-C & USB-Cケーブル」は、Anker製品史上初めて植物由来の素材を本体に採用した、環境にもやさしい急速充電対応の充電ケーブルです。ボディのカラーは、USB-C to Lightningケーブルは5色から、USB-C to Cケーブルは4色から、長さも0.9mまたは1.8mからそれぞれ選択可能。USB-C to Cケーブルでは最大100Wの急速充電に対応し、ノートPCも充電可能とのこと。
価格は、USB-C to Lightningケーブルが2090円から、USB-C to Cケーブルは1690円から。
「Anker 525 Charging Station」は、7台の機器を同時に充電可能な充電ステーションであり、前面にはUSB Power Deliveryに対応した最大67W出力のUSB-Cポートを、背面にはACプラグ差し込み口を3つ搭載。電源タップと充電器を一台でカバーするため、配線をよりすっきりさせることができます。
こちらの本体価格は6990円。
モバイルバッテリーは、「Anker 535 Power Bank (PowerCore 20000)」と「Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion 45W)」の2製品を発表。前者は、USB Power Deliveryに対応し、最大30Wの急速充電が可能。20000mAhの大容量バッテリーを搭載し、iPhone 13を約4回フル充電することができます。
後者は、本体に折り畳み式プラグを搭載し、最大45Wの急速充電器と5000mAhのモバイルバッテリーの1台で2つを兼ね備えており、本体にUSB Type-C端子を2つ搭載。モバイルバッテリーと充電器を別々に持ち運ぶ必要がなくなり、収納スペースをより広く確保できるようになります。
価格は、前者が9990円、後者は8990円であり、2022年秋頃に販売開始予定。
モバイルバッテリー2機種を除いたほとんどの新製品は、すでにAnker日本公式サイト、またはAmazonにて販売を開始しています。
iPhone 14シリーズ発売に合わせて発表された、Ankerの新しい周辺機器。今後もさらに魅力的なデバイスが続々と登場するとみられ、同社の発想力や製品の持つポテンシャルにも期待したいところですね。