分析会社CCS Insightは、Appleは2024年に折りたたみiPadを発売する可能性が高いと報告しました。CNBCが伝えました。
CCS Insightが10月18日に発表した将来の製品とトレンドについて予測するレポートによると、Appleは間も無く折りたたみ技術の実験を開始するとのこと。
そして、折りたたみ技術はiPhoneではなくiPadから採用し、2年以内に折りたたみiPadを発売すると予測しています。
これは折りたたみスマホを販売するSamsungなど他社とは対照的。その理由として、CCS Insightの研究責任者ベン・ウッド氏は「既存のiPhoneのシェアを奪わないようにするためには信じられないほど高価にする必要がある」ためだと述べています。
同氏は、折りたたみiPhoneの価格は約2500ドルになると予測しています。現在iPhone 14 Pro Maxの最大構成は1599ドル。
さらに、もし折りたたみiPhoneが技術的な問題を抱えていた場合、大きな批判を浴びることになると指摘。それでもAppleは折りたたみ画面のトレンドに対応するしかなく、折りたたみ画面を搭載することでiPadに新たな命を吹き込むだろうと同氏は述べています。
Appleが他社とは違うアプローチを好む傾向にあることからも折りたたみiPadから発売することはあり得そうに考えられます。
折りたたみ画面のApple製品を巡っては多くの噂が流れています。今年初めに市場調査会社ディスプレイサプライチェーンコンサルタンツは折りたたみiPhoneは早ければ2025年に登場すると予測していました。
また、CCS InsightはAppleがiPhone向けのAシリーズチップに独自の5Gモデムを統合すると予測しています。