アメリカ連邦航空局(FAA)は、預ける手荷物へAirTagを装着することを正式に許可しました。
AirTagはAppleが2021年4月に発売した荷物トラッカー(忘れ物防止タグ)。BluetoothやUWB(ウルトラワイドバンド)を使用し、取り付けた財布や鞄などの位置を追跡することができます。
今月、ドイツの航空会社ルフトハンザがAirTagは「危険物に分類される」とし、電源がオンの状態で受託手荷物に取り付けることを禁止していると発表し混乱を招いていました。
Hi David, Lufthansa is banning activated AirTags from luggage as they are classified as dangerous and need to be turned off./Mony
— Lufthansa (@lufthansa) October 8, 2022
ルフトハンザ航空はその後、AirTagの禁止を撤回し使用を許可しています。
FAAは声明で「0.3g以下のリチウムを含むリチウム金属電池を搭載した荷物トラッカーは受託手荷物で使用でき、AirTagはこの基準を満たしている」と述べたとのこと。
他の人気荷物トラッカーであるTileも一部モデルにAirTagと同じボタン型電池「CR2032」を使用しています。旅行する人が増える中、これらの荷物トラッカーの人気も高まっていくかもしれませんね。