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初仕事は「上層部の解雇」。イーロン・マスクがTwitter買収完了、「鳥を解放」ツイート

 自動車大手テスラ社CEOのイーロンマスク氏によるTwitter社の買収をめぐり、日本時間2022年10月27日に、同氏がTwitter社の買収を完了したと、Bloombergが伝えました。

 情報によると、イーロン・マスク氏は、Twitter社を440億ドル、執筆時点のレート換算で(1ドル146.29円)、日本円にして約6兆4400億円でTwitter社を買収。Twitter社の既存株主に対しては、1株あたり54.2ドルが支払われ、Twitter社は非公開化されます。

 これに伴い、イーロン・マスク氏は早速、同社のパラグ・アグラワルCEO、ネッド・シーガルCFOなど複数の役員を解雇

 また、マスク氏は自身のTwitterプロフィールを「Cheif Twit(TwitterのCEO)」に変更。さらに、「鳥は解放された(the bird is freed)」とツイートをし、同氏はTwitter社においてもCEOに就任する模様です。

 イーロン・マスク氏は、2022年4月に一度Twitter社との間で同社の買収に合意。しかし、同年7月に、合意した事項に重大な違反があったとして、マスク氏が一方的に買収を取り消し、Twitter社が訴訟を提起していました。

 しかし、2022年10月に入り、マスク氏は一転、Twitter社が訴訟を取り下げた場合、元の契約と同条件で買収を行うと発言。裁判所は、マスク氏が買収を決定するか、訴訟を継続するかの選択期限を2022年10月28日までとしていましたが、その前日に買収を完了。一連の騒動に終止符を打ちました。

 マスク氏は、Twitter社を買収した理由を「暴力に頼ることなく、幅広い意見を健全な形で議論できるコミュニティを持つことが、文明の未来にとって重要であるから」と述べており、今後さらにTwitterの改革に取り組む姿勢を見せています。

情報元BloombergCNBC
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