中国OPPOは、2022年12月15日に開催した新製品発表イベントにおいて、最新フォルダブルスマートフォン「OPPO Find N2」を正式発表しました。
重量は前モデルから約40gもの軽量化に成功しています。
デザイン
「OPPO Find N2」は、先代のOPPO Find Nにおけるシンプルで高級感のある外観を受け継いでいます。背面は、カメラの配置やセンサーサイズが変更されたものの、引き続き独特な浮き上がるデザインを採用。カメラユニットには、スウェーデンのカメラメーカー「Hasselblad」のロゴも刻まれています。
本体カラーは、背面素材がガラスのマットホワイトとミントグリーン、さらにフェイクレザーを採用したブラックの計3色展開となっています。
ディスプレイ
本体内側には、先代と変わらない7.1インチ、外側には5.54インチの有機ELディスプレイをそれぞれ搭載。メインディスプレイはもちろん、新たにカバーディスプレイもリフレッシュレート最大120Hz駆動に対応します。メインディスプレイの最大輝度は1550ニト、カバーディスプレイでさえ1350ニトであり、日光直下であっても視認性が良さそうです。
本体のアスペクト比は、メインディスプレイはほぼ正方形の9.6:9、カバーディスプレイは、ベゼルが細くなったため、17.7:9と若干横に広がっています。
「OPPO Find N2」に搭載されている第2世代Flexionヒンジでは、構成される部品の数が138個から100個に減り、素材もカーボンファイバーや強度の高い合金を利用することによって、耐久性を維持しつつ本体重量の軽量化に成功。重量はレザー版233g、ガラス版は237g。iPhone Pro Max程度の軽さに収まっています。
また、ヒンジ設計の見直しにより、折り目部分が67%縮小し目立ちにくくなっている点も大きな特徴。
カメラ
「OPPO Find N2」は、メインカメラに5000万画素のIMX890、超広角カメラに4800万画素のIMX766、望遠カメラに3200万画素のIMX709をそれぞれ採用する、計3眼構成となっています。
メインカメラは、先代のIMX766からIMX890に置き換えられたほか、超広角カメラ・望遠カメラの画素数も向上しました。スウェーデンのHasselblad社によるチューニングが施された共同開発のMariana MariSilicon X NPUチップを搭載し、より忠実なカラーリングの現像を実現します。
スペック
SoCには、米QualcommのSnapdragon 8+ Gen 1を採用。実行メモリはLPDDR5規格、内蔵ストレージはUFS 3.1規格にそれぞれ準拠し、それぞれ12/256GBもしくは16/512GBの2モデルから選択可能となっています。
バッテリー容量は、4520mAhであり、最大67Wの急速充電にも対応します。同社の公表値では、10分間で37%、42分で100%充電が可能とのこと。先代では、33Wの急速充電に留まっていたため、充電性能が大幅に向上しています。なお、ワイヤレス充電には非対応。
発売日・価格
「OPPO Find N2」は、すでにOPPO中国公式ショップにて予約受付を開始しており、2022年12月23日より発売します。本体価格は、12/256GBモデルが7999人民元(約15万6600円)、16/512GBモデルが8999人民元(約17万6200円)となっています。
グローバルでの販売については明らかにされておらず、日本国内での販売についても不明となっています。なお、同時に発表された縦折り「OPPO Find N2 Flip」は、グローバルでの販売が発表されています。
OS | Android 13,ColorOS 13 |
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SoC | Snapdragon 8+ Gen 1 |
メモリ | 12/16GB |
容量 | 256/512GB |
画面 | メイン:7.1型 (1792×1920) サブ:5.54型 (1080×2120) |
カメラ | 広角:5000万画素 超広角:3200万画素 望遠:4800万画素 |
インカメラ | 3200万画素×2 |
電池 | 4520mAh |
寸法 | 展開時:132.2 × 140.5 × 7.4mm, 237g 折り畳み時:132.2 × 72.6 × 14.6mm |
その他 | 急速充電最大67W、ワイヤレス充電非対応 |
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