Xiaomiは、スペイン・バルセロナで行われているMWC 2023において、Xiaomi 13シリーズの廉価機種である「Xiaomi 13 Lite」を発表しました。
Xiaomi 13 / 13 Proは同名で中国でも販売されていましたが、Xiaomi 13 Liteは現在中国で販売されているXiaomi Civi 2をベースとしており、同じ13シリーズでも異なるデザインを採用しているのが特徴です。中国のみで展開されているCiviブランドは、主にSNSに自撮りをアップする女性をターゲットとしたサブブランドで、インカメラ性能の高さと本体の握りやすさなどに焦点を当てているのが特徴です。
Xiaomi 13 Liteは本体色やメモリ・ストレージ構成を除いてXiaomi Civi 2と同一。SoCにはAnTuTuベンチマーク50万後半を誇るSnapdragon 7 Gen1を搭載、メモリ8GBにストレージ128GB/256GBを用意します。
ディスプレイは6.55インチFHD+(2400×1080)の有機EL。元のCiviがターゲットとする若い女性が持ちやすいよう、側面はエッジしています。リフレッシュレートは120Hzでタッチサンプリングレートは240Hz、1920段階の調光に対応。
背面カメラは6400万画素のIMX766に2000万画素の超広角、200万画素のマクロの3眼。メインのIMX 766は1/1.56型で、Xiaomi 12 Liteの1億800万画素センサーと比べて取り込める光量が122%増加したと主張します。
最も魅力的なのがインカメラ。Xiaomi初のデュアルインカメラを採用し、広角と超広角の3200万画素を丸薬型に配置。超広角カメラは複数人での自撮りに便利で、複数人がインカメラに写っていた場合は自動で倍率を1倍/0.8倍/0.6倍に変更してくれるようです。
また、上位のXiaomi 13シリーズに限らず、高性能スマホではほとんど見かけないディスプレイ側LEDフラッシュを搭載。一般的なスマホではインカメラ撮影時に光量が必要なときはディスプレイを最大輝度まで上げて白画面などを表示することによって代用していますが、この方式であれば光量の足りないシチュエーションでもきれいに撮影できそう。
バッテリーは4500mAh、先代と変わらず67Wの急速充電に対応し、ワイヤレス充電には非対応。本体重量は先代の173gから若干軽くなって171g。厚みは7.23mm。これも若干先代より薄くなっていますが、先々代のMi 11 lite 5Gは6.5インチディスプレイながら159gで6.81mmという超薄型軽量端末だったため、これに及ばないのは惜しいです。
本体色はブラック、ブルー、ピンクの3色。本国版のXiaomi Civi 2はすべての色でラメや模様、グラデーションが入っていましたが、Xiaomi 13 Liteではシンプルに単色ラメなし。
本体価格は449ユーロ(7万1000円)ほどと、かなり高価です。一般に、欧州は日本の消費税にあたる付加価値税が高く、こういったスマホも日本販売価格はかなり安価になることが通例です。
OS | Android 12ベース MIUI 13 |
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SoC | Snapdragon 7 Gen1 |
メモリ | 8GB |
容量 | 128,256GB |
画面 | 6.55型 FHD+(2400×1080) 120Hzリフレッシュレート |
カメラ | 5000万画素 IMX766 2000万画素 超広角 200万画素 マクロ |
インカメラ | 3200万画素+3200万画素超広角 |
電池 | 4500mAh 67W急速充電 |
寸法 | 159.2×72.7×7.23mm, 171.8g |
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