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Dimensity 9000搭載タブレット「vivo Pad2」発表。144Hz駆動、44W急速充電に対応

 vivoは、中国にて5万円を切る高性能タブレットの「vivo Pad2」を発表しました。12.1型と比較的大きいディスプレイを搭載します。

 vivo Pad2はDimensity 9000を採用したハイエンドタブレット。Dimensity 9000はすでに型落ちのSoCですが、AnTuTuベンチマークで100万点前後と十分高い性能を誇り、タブレットメーカー各社は最近こぞって採用しています。メモリは8GBから最大12GB、ストレージは128GBから最大512GB。

 ディスプレイは一般的な11インチより若干大きく、12.1インチの液晶。解像度は2800×1968で、画素密度は284ppiと及第点。

 リフレッシュレートは超高速な144Hz。Xiaomi Pad 6やOnePlus Pad/OPPO Pad 2など、144Hzのリフレッシュレートに対応したタブレットが増えています。

 画面占有率は86.6%と、iPad Pro (12.9インチ)の85.4%より高くなっています。一般に、画面占有率は画面が大きいほど高くしやすいため、ここは評価できるポイント。アスペクトは7:5と、iPadの4:3よりほんの少し横長なディスプレイを採用。

 カメラはここ数年のvivoのデザイントレンドである円形カメラバンプを採用し、1300万画素メイン+200万画素マクロという構成。インカメラはiPad無印などで採用され、最近Androidタブレットでも増えてきた、横持ち時にちょうど真上にくるような配置。これによりWeb会議時の快適性をアピールします。

 バッテリーは10000mAhと比較的大きめ。44WのPD充電に対応します。前世代より21%長い動画の視聴時間を謳いますが、初代vivo Padは8040mAhバッテリーだったため、素晴らしい技術革新!とか消費電力低減の賜物!とかではなく、妥当な値ではあります。

 スタイラスペンに対応。ペン先は用途によって柔らかいものと硬いものを選べるとのこと。ペンは充電が必要で、Apple Pencil 第2世代やXiaomi Pad 5などと同じ、本体側面に磁力で吸着して充電するタイプ。

 また、タッチパッドを搭載したキーボードもアクセサリとして用意します。タッチパッドは各種ジェスチャーに対応し、また無段階で150°まで画面を倒すことができるとのこと。

 本体色はグレーとブルー、そして淡いラベンダー(Violet)の3色。本体価格は2499元(4万8000円)。

 スペック表は以下の通り。

OS OriginOS 3(Android 13ベース)
SoC Dimensity 9000
メモリ 8/12GB
容量 128/256/512GB
画面 12.1型 (2800×1968)
144Hzリフレッシュレート
カメラ 1300万画素+200万画素マクロ
インカメラ 800万画素
電池 10000mAh
寸法 266×191.6×6.6 mm,585g
その他 NFC、Wi-Fi 6、DP Alt mode
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情報元vivo
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