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光るスマホ「TECNO POVA 5 Pro 5G」発表! Nothing Phone (2)のライバルとなるか?

 TECNO Mobileは新型のAndroidスマートフォン「POVA 5 Pro 5G」を発表しました。インドなど新興国向けのスマートフォンです。

筐体デザイン

 TECNO POVA 5 Pro 5Gのカラーは黒系の「Drak Illusion」と明るく金属質な「Silver Fantasy」の2種類。背面の構造は左上にカメラユニットを配した定番スタイルですが、中央に楕円形のパーツを排し、周囲に複数の金属片を組み合わせたような独特のデザィンとなっています。

 カメラユニット周辺など一部の継ぎ目の部分にはLEDのライトユニットを装備。設定で9色に光らせることが可能で、Nothingの「Phone (1)」「Phone (2)」を思わせる仕様ですね。

SoC / 実行メモリ / 内蔵ストレージ

 SoCにはMediaTekの「Dimensity 6080 5G」を採用しています。2023年4月に発表された新しいSoCですが、実際には既に発売済みのチップ「Dimensity 810」を現行ラインナップに合わせてリネームした物とされており、特筆すべき点はありません。

 余程ハードな使い方でなければ十分な性能ですが、3Dや美麗な映像を多用するようなゲームをプレイするなどハイスペックが求められる使い方をするなら、別の機種を選択した方が良いでしょう。

 実行メモリは標準8GBですが、内蔵ストレージの一部を仮想メモリとすることで最大16GBまで拡張可能。内蔵ストレージは256GBあるので、使い方によっては少なく感じる方も居るかもしれませんが、ライトな使い方であれば問題はないでしょう。

カメラ

 カメラはリアが2眼、フロントが単眼というオーソドックスな構成を採用。リアカメラは5000万画素AIカメラとされており、ポートレートやHDRなど基本的な機能は備わっています。

メーカーページで紹介されているHDRモードの作例(出典 TECNO Mobile

 フロントカメラはフラッシュ付き1600万画素で、セルフィー画質に余程こだわる方でなければ十分でしょう。

ディスプレイ

 ディスプレイは6.78型、解像度2460×1080ピクセルのパネルで、リフレッシュレートは120Hz。Proと名乗る以上はもう少し性能の高いSoCを積んで欲しかったのですが、何だかもったいないですね。

バッテリー

 動作を支えるバッテリーについては、5000mAhの容量を確保。多いとも少ないとも言えない容量ですが、公称で連続通話31時間以上、ネットサーフィンも同13時間以上可能とされています。

 充電は最大68Wの有線急速充電に対応。15分で50%、45分で100%まで充電が可能です。対応した充電器やケーブルは必要となりますが、朝の支度の僅かな時間で充電できることを考えると、独自規格の急速充電も悪くないですね。

価格 / 発売日

 「POVA 5 Pro 5G」は8月22日発売予定。価格について同社から正式な発表はありませんが、インド向けのAmazon.inでは1万4999ルピー(約2万6000円)からと案内されています。

 SoCの性能の時点でNothingのPhone (2)には敵いませんが、デザインも良いだけに、日本市場での光るスマホ対決にも期待したいですね。

  TECNO POVA 5 Pro 5G
OS HiOS(Android 13ベース)
SoC MediatekDimensity 6080 5G
実行メモリ 8GB+仮想メモリ最大8GB
内蔵ストレージ 256GB
ディスプレイ 6.78型, 2460 x 1080ピクセル, 120Hz
リアカメラ 5000万画素AI(メイン) / 画素数不明(サブ)
インカメラ 1600万画素
バッテリー 5000mAh, 急速充電対応(有線, 最大68W) 
重量 不明
カラー Drak Illusion / Silver Fantasy
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