yeediから発売されている「yeedi cube」を提供していただきましたので、レビューします。
まずは簡単なスペック紹介から。本機は5100Paの吸引力を搭載し、モップによる水拭き機能、さらにはモップの自動洗浄・自動乾燥機能の付いたモデルとなっています。
開封・セットアップ
早速開封。本体の他に、かなりの大きな本体とステーションのセットになっています。
ステーションにはごみの吸引タンクの他に、汚水タンクが搭載されています。ここにモップの洗浄に用いた汚水が貯まるようです。
本体は上部のほとんどが水タンクとなっており、大量の水が入るようになっています。
他社製では、ステーションに給水タンクを搭載しているものが多く、この機種には搭載されていないのを少し疑問に思っていましたが、このサイズのタンクがあればステーションになくとも十分なサイズです。他社製ではステーションにタンクを搭載しているために、かなりステーションのサイズが大きくなっているものもありますが、この機種では比較的コンパクトなサイズに収まっています。
本体下部はこのような感じ。ブラシとゴムの混合ブラシがメインヘッドになっており、角や隙間用のエッジブラシは本体両端にあります。本体の下半分には巨大なモップがあります。
本体の充電を済ませ、スマートフォンアプリのセットアップを行っていきます。一度部屋のマッピングを行う必要があり、かなり入念に時間をかけてマッピングしている様子でした。
そしてこのyeedi cubeですが、前モデル等と比較してもほとんど壁にぶつからず、壁にぶつかる前に回避しているような動作でした。壁にぶつかり傷つくことを気にする人も多いと聞くので、こうした回避機能はかなり有力になりそうです。
実使用
読み込んだ後、掃除を行ってみると、1部屋でもかなりの時間をかけてしっかり行っており、水拭きも同時に行えました。
掃除終了後、自動でステーションに戻った後、モップの洗浄が始まりました。汚れた水がタンクにたまっていく様子が確認できます。イメージの画像が分かりやすいアニメーションになっています。
ただし、タンクにたまった水は毎度掃除後捨てる必要があるとのこと。雑菌の繁殖の可能性等を考えると妥当ですが、少し面倒ではあります。
洗浄完了後、自動で温風乾燥が始まりました。40℃の温風乾燥によって次に使うときまで雑菌等の繁殖による匂いの発生を抑えられるという機能のよう。
肝心の吸引力は?
一通り試したところで、吸引力を評価していきたいところです。一度床を綺麗に清掃した後、前回までのテストと同様、猫砂と重曹それぞれ15gずつを床に撒いて、回収率を測定します。
回収率としてはほぼ100%。前モデルのyeedi Floor3+とほぼ同様の結果となりました。スペック上の吸引力も同じなので、妥当な数値と言えます。
総評
前モデルよりもしっかりと進化しています。他社からも最近自動洗浄・乾燥機能付きのモデルが出ていますが、本モデルはかなり割安。ロボットでも水拭きを重視して使いたいという方におすすめしたい1台でした。
yeedi cubeはAmazonで販売中。定価は9万9800円ですが、1万円オフのクーポンが配信中で、8万9800円で購入できます。他社の同様製品と比較してもかなりコスパの高いモデルだと思います。
yeedi cube ロボット掃除機 吸引水拭き両用 5100Pa 強力吸引 自動ゴミ収集 水拭き対応 モップ自動洗浄 温風乾燥