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Xiaomi、オープンソースのロボット犬「CyberDog 2」を発表!自分好みにカスタマイズできるぞ

 中国Xiaomiは8月14日、犬型ロボット「CyberDog 2」を発表しました。2021年に発表された「CyberDog」の後継モデルとなります。

 CyberDog 2は警察犬などでお馴染みのドーベルマンをモチーフとした犬型ロボット。同じ犬型ロボットでもSonyの「aibo」が子犬をモチーフとしていることを考えると、両者はかなり対照的な製品です。

 全高は36.7cm、重量は8.9kg。aiboに比べると大きく重くなりますが、本物のドーベルマンは体高60〜70cm、体重30kg以上(いずれも成犬の場合)であることを考えると、本物を飼うよりは負担が少ないように思えます。

 CyberDog 2にはカメラやLiDARセンサーを始め、複数のセンサー類を搭載。21TOPSの演算能力をもつメインのNXプロセッサーと2機のコプロセッサーの能力を遺憾なく発揮し、足下の障害物を避けたり、自分の前を横切る自転車を立ち止まって待ったり、飼い主の背中を識別して追いかけるといったことも可能です。

 同社の雷軍CEOは本製品のセンサー系について「スマートEVに期待されるような機能も搭載している」と述べており、自動運転車の市場に参入した同社の技術をアピールすることを狙った製品とも言えるでしょう。

 さらに興味深い点は、CyberDog 2の設計がオープンソース化されていること。これにより、ユーザーは自分でCyberDog 2の動き方をプログラムしたり、外装パネルを自作パーツに交換したりと、好みにあわせてカスタマイズできます。この辺りの感覚は自作PCやバイクのカスタマイズなどにそっくり。学校等で子どもにプログラミングや部品の加工などを教えるための教材としても良さそうです。

 CyberDog 2の価格は1万2999人民元(約26万円)。8月17日現在、日本での発売については発表されていません。

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