アクセサリーメーカーBelkinは、新製品発表会を開催。ディズニー創立100周年コラボモデルなどを発表しました。中華圏、韓国、日本、ASEAN、インドを含むアジア太平洋(APAC)地域にて販売予定。国内販路は公式EC、Amazon、楽天市場、家電量販店。
40年のブランドを持つBelkinは、2018年に鴻海傘下FIT(Foxconn Interconnect Technology)が買収。現在、充電ケーブル世界シェア1位とのこと。Apple製品の愛用者にはよく知られたブランドです。
Disney、MARVEL、PIXARを含む5つのテーマの全31種類のラインアップで国内展開。ディズニー商品の展開はBelkin初だといいます。
製品ラインナップとしては、MagSafe対応iPhone 15 Pro/Maxケース、iPhone向けのスタンド付きMagSafe対応マグネットバッテリー5000、65W USB-C急速充電器、2mの超耐久編組シリコンケーブル、子供向け無線ヘッドホンなど。
Belkinは充電で、ディズニーはストーリーテリングで象徴的なキャラクターを通じて「人と人をつなぐ」点で両社は共通であり、そのエッセンスをコラボ製品に活かしているとのこと。基本的には既存製品流用ではあるものの、表面素材には特にこだわっていると強調しました。
トイ・ストーリーのピンクのクマ、ロッツォもコラボ対象。筆者はウッディとバズ・ライトイヤーが好きなのでこのチョイスが不思議でなりませんが、中華圏では人気らしいです。いちごの匂いのするシールが付属するので中華圏の女子小学生などに売れそうです。
筆者は特にディズニー作品に詳しいわけではないので恐縮ですが、マーベル作品は好きなので、アイアンマンのコラボ製品に惹かれました。ケーブルは外側にナイロン素材を採用、磁石や巻き付けるギミックも備え、絡まりやねじれが起きにくく運用できそうです。65W急速充電器も小さめで好印象。
赤い金属筐体のスパイダーマンのUSBハブは特にクールで最高でした。USB-A/CはもちろんHDMIやイヤホンジャック、SD/microSDカードスロットも備えます。
Appleファンに愛用されるBelkinですが、幅広く訴求したい考えが伺えました。iPhoneがUSB Type-Cを採用し、MagSafeがQi2規格としてAndroidに採用されるであろう流れを考えても、Belkinにとっては大きな商機が到来していると言えそうで、今後の拡大に期待したいところです。