Xiaomiは2月22日(現地時間)、中国で新型スマートフォン「Xiaomi 14 Ultra」を発表しました。
Xiaomi 14 UltraはAndroidベースの「Xiaomi Hyper OS」を搭載したスマートフォン。双方向の衛星通信に対応し、衛星用アンテナがリアカメラのカバーを兼ねる仕掛けが特徴的です。
カメラにも非常に力が入っています。リアカメラはすべて5000万画素でメイン(1型センサー)、75mm望遠、120mm望遠、超広角の4眼構成。メインカメラは1024段階可変絞りを搭載し、高品質な非球面仕様のレンズを8枚配置。単なるライカコラボではなく、同社の高性能レンズブランド「ズミルックス」を名乗っている点もポイントです。
センサーはメインカメラがSony製「LYT-900」、望遠と超広角カメラが「IMX858」を採用。より本格的な撮影を望むユーザー向けに、専用の外付けカメラグリップなども用意されています。
ディスプレイは6.73型AMOLED、解像度は3200 x 1440pxで、リフレッシュレートは最大120Hzです。1920Hz PWM調光対応。ピーク輝度は3000ニトとされており、屋外での使用でも十分な明るさを確保してくれるでしょう。
全体の性能を支えるSoCはQualcommのフラッグシップ製品「Snapdragon 8 Gen 3」を搭載。実行メモリはLPDDR5Xの12GBまたは16GB、内蔵ストレージはUFS 4.0規格で、256GB、512GB、1TBの3種類です。
電源周りは5300mAhのバッテリーを搭載。QC4やPD3.0など業界共通の急速充電規格を幅広くサポートするとともに、有線最大90W、ワイヤレス最大80Wの独自充電規格にも対応しています。
満充電までの所要時間は、有線(90W)で約35分、ワイヤレス(80W)で約49分です。心配されるバッテリーへの負担も、独自のバッテリー管理チップにより配慮したXiaomiは主張しています。
ネットワーク面では、最新のWi-Fi 7に対応。USB接続も高速なUSB 3.2 Gen2に対応しており、自慢の写真や動画も素早く転送することができそうです。
カラーは白、黒、龙晶蓝、チタンスペシャルの4色展開。価格は6499人民元(約13万5920円)からとなっています。
Xiaomi 14 Ultra | ||
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OS | Xiaomi Hyper OS | |
SoC | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3 | |
実行メモリ | LPDDR5X, 12GB / 16GB | |
内蔵ストレージ | UFS 4.0, 256GB(12GBモデルのみ) / 512GB / 1TB | |
メインディスプレイ | 6.73型, 3200 x 1440px, リフレッシュレート最大120Hz, AMOLED | |
リアカメラ | メイン(5000万画素, 1型, f1.63-4.0可変, OIS) / 75mm望遠(5000万画素, f1.8, OIS)/ 120mm望遠(5000万画素, f2.5, OIS)/ 超広角(5000万画素, f1.8) | |
インカメラ | 搭載(性能未発表) | |
Wi-Fi | Wi-Fi 7 | |
Bluetooth | Bluetooth 5.4 | |
入出力端子 | USB-C(USB 3.2 Gen2) | |
バッテリー | 5300mAh | |
充電 | 有線(90W独自規格 / QC4 / QC3+ / QC3.0 / QC2.0 / PD3.0 / PD2.0) ワイヤレス(80W独自規格) |
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重量 | 224.4-229.6g | |
カラー | 白 / 黒 / 龙晶蓝 / チタンスペシャル | |
その他 | 北斗衛星通信に対応 |
今回の大陸版発表に加えて、グローバルでの発売も期待される本製品。ぜひ日本でも販売して欲しいですね。
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Xiaomi 14 Ultra
— すまほん!! (@sm_hn) February 24, 2024