Xiaomiは2月26日(現地時間)、「Xiaomi Pad 6S Pro 12.4」のグローバル版を正式発表しました。
本製品のディスプレイは、アスペクト比3:2の12.4型液晶。解像度は3048 x 2032pxで、リフレッシュレートは最大144Hzの高性能なパネルを採用しています。
スピーカーはDolby Atmos対応の物を6基搭載。音に対するこだわりも十分です。
SoCはQualcommの「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載。実行メモリはLPDDR5X、内蔵ストレージはUFS 4.0で、「8GB+256GB」と「12GB+512GB」の2種類の組み合わせを用意しています。
OSはAndroidをベースに同社が開発した「Xiaomi HyperOS」。マルチウィンドウやファイル管理機能が強化されたほか、同社製スマートフォンやIoT製品とのスムーズな連携が強みです。
同じXiaomiアカウントでログインすれば、複数の端末間でクリップボードを共有したり、タブレットからスマホのテザリング機能を呼び出すことも可能。連携機能については、Apple IDを介して同じような動作が可能な「iPhone」や「iPad」を強く意識しているとみられます。
AI機能も大幅に強化され、イラスト制作アプリには画像生成AIが標準搭載。ユーザーが描いたラフスケッチを基に、AIに美しいイラストを生成させることも可能です。
ほかにも会議通話中に会話をテキストに書き起こしたり、リアルタイムで翻訳するなど、複数のAI機能を搭載。こういった機能を求めるユーザーには、下手なPCより本製品の方が使い勝手がよいかもしれません。
バッテリーは5000mAhの物を2つ搭載し、合計1万mAh。待機状態なら22日間動作可能とされています。充電についても独自の120W超高速充電機能を搭載し、最短約35分でフル充電可能です。
無線についてはWi-Fi 7とBluetooth 5.3に対応。本体の厚さは6.26mm、重量は590gで、同クラスのタブレットとしては比較的薄型軽量の部類に入ります。
カラーはグラファイトグレーの単色展開で、価格は699ユーロ(約11万4000円)から。2月26日現在、日本での発売については発表されていません。
Xiaomi Pad 6S Pro | ||
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OS | Xiaomi Hyper OS(Androidベース) | |
SoC | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 | |
実行メモリ | LPDDR5X, 8GB / 12GB | |
内蔵ストレージ | UFS 4.0, 256GB(8GBモデルのみ) / 512GB(12GBモデルのみ) | |
メインディスプレイ | 12.4型, 3048 x 2032px, リフレッシュレート最大144Hz | |
リアカメラ | 5000万画素, f1.8 | |
インカメラ | 3200万画素, f2.2 | |
Wi-Fi | Wi-Fi 7 | |
Bluetooth | Bluetooth 5.3 | |
入出力端子 | USB-C(USB 3.2 Gen 1) | |
バッテリー | 1万mAh | |
充電 | 有線(独自規格最大120W) | |
重量 | 590g | |
カラー | グラファイトグレー | |
オプション | Xiaomi Focus Pen, Xiaomi Pad 6S Pro Touchpad Keyboard |
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