Motorolaは、ハイクラススマートフォンの「Motorola Edge 50 Ultra」をインドにて投入しました。4月中旬にグローバル市場にて発表された端末で、なんと一部のカラバリでは背面に本物の木製パネルを採用しています。
SoCは今年の高コスパスマホおなじみのSnapdragon 8s Gen 3を採用。価格を抑えながら高い性能を実現し、AI関連の性能はSnapdragon 8 Gen 3に大きく引けを取りません。メモリは12GBまたは16GBで、ストレージは512GBもしくは1TBと、128GBはともかく256GBモデルを最廉価に置かないという大胆さを発揮しています。
ディスプレイは6.7インチの有機EL。フルHDよりも若干精細な2712×1220という解像度をアピールします。なぜかリフレッシュレートを伸ばしたがるLenovoらしく、最高リフレッシュレートは144Hz。120Hzと144Hzの見分けがつく人はいるのでしょうか?
好みの分かれるエッジディスプレイを採用。画面を伏せていても、エッジディスプレイによって湾曲したディスプレイの端っこを点灯させることによって、通知やアラームを知らせるエッジライトなる機能があるようです。案外便利そうですね。
カメラは5000万画素メイン+5000万画素超広角+6400万画素3倍望遠の3眼。メインは1/1.3型と比較的大型センサーを採用しています。インカメラは5000万画素。
バッテリーは4500mAhと、こちらもMotorolaらしく若干少なめではありますが、125Wの急速充電に対応。20分かからずに満充電ができそうです。
特徴的なのがアメリカの色見本メーカーであるPANTONEと強い結びつきを持っているという点。ディスプレイおよびカメラはPantoneから認定を得ているようで、世界を正しく表現することができるとしています。
また本体色にもPANTONEが発表した「2024年のトレンドカラー」であるピーチファズを採用。ボディの素材はヴィーガンレザーで、柔らかな印象を持つベージュ系の色合いとマッチします。また、万人受けするレザー調のグレーも用意しています。
そして最も目を引くのが、冒頭でお伝えした通り「本物の木製ボディ」を採用し、ほのかな木の香りが漂うとするNordic Wood。木目調のプラスチックを背面に採用したスマホなら見かけますが、本物の木製を謳うのは見たことがありません。これでいてIP68に対応するようですが、少し劣化が怖いところではあります。
インドでの価格は、12GBメモリ+512GBストレージのモデルが54999ルピー、日本円にして10万2000円ほど。
OS | Android 14 |
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SoC | Snapdragon 8s Gen 3 |
メモリ | 12/16GB |
容量 | 512GB/1TB |
画面 | pOLED 6.7型 Super HD (2712×1220) 最大144Hzリフレッシュレート |
カメラ | 5000万画素メイン+5000万画素超広角+6400万画素望遠 |
インカメラ | 5000万画素 |
電池 | 4500mAh 125W急速充電 50Wワイヤレス充電 |
寸法 | 161.09×72.38×8.59mm、197g |
5G | n1/2/3/5/7/8/20/26/28/38/40/41/66/71/75/77/78 |
LTE | B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/32/38/39/40/41/42/43/66 |
3G | B1/2/4/5/8 |
その他 | IP68、生体認証(指紋/顔) USB 3.2(DisplayPort 1.4) |