Xiaomiは、中国市場にて「Redmi Pad Pro 5G」を発表しました。その名の通りすでに日本でも登場している「Redmi Pad Pro」の5G対応モデルであり、安価でキャリア通信に対応するタブレットとなります。
通信が行えること以外、スペックはベースのRedmi Pad Proと何ら変わりません。SoCはSnapdragon 7s Gen 2を採用。AnTuTuベンチマークでは60万点前後の性能で、画質を落とせば3Dゲームもプレイ可能です。メモリは6/8GB、ストレージは128/256GBで、Wi-Fi版/5G版いずれも最大1.5TBのmicroSDカードに対応します。
ディスプレイは12.1型と若干大きめ。解像度は2560×1600と高く最大120Hzのリフレッシュレートをサポート。
カメラは前後ともに800万画素ですが、インカメラは超広角。最近の主流である横置き時に上に来るような配置で、Web会議で便利です。バッテリーは10000mAhと大容量で33Wの急速充電に対応しています。
廉価タブレットではありますが、4基のスピーカーを備え、Dolby Atmosに対応します。また、ハイエンドタブレットではまず見られないであろうイヤホンジャックも備わります。
純正アクセサリーとして、タッチパネルがつかないキーボード、スタイラスペンを用意します。
グレー・ミントグリーン・ブルーの3色があったWi-Fi版と異なり、5G版はグレーの1色のみ。対応するバンドは5Gがn1/3/5/8/28a/41/77/78、4GがB1/3/5/8/34/38/39/40/41となっています。
また、Xiaomiの雷軍CEOが中国国外向けにか、X(Twitter)にてRedmi Pad Pro 5Gの紹介をしています。中国国内向けの告知であればWeiboで事足りるため、同端末のグローバル市場への投入を示唆しているとも読み取ることができるかもしれません。
なお、Redmi Pad Pro 5Gの製品スペック表にはグレーのみしか記されていませんが、なぜかホワイトも含まれているのはご愛嬌。中国でグレーのみ、海外でホワイト・グレーの2色展開というのはまず考えられないでしょう。
ICYMI: Redmi Pad Pro also comes in 5G. This means you can enjoy the 5G internet speed on the go by inserting a 5G SIM card. Plus, it supports Network sync, easily connecting to your phone's hotspot with a single tap. pic.twitter.com/X9TDopnmb5
— Lei Jun (@leijun) May 26, 2024
価格は1999元、日本円にして4万3000円ほど。上位の8GB+256GBモデルは2399元、同5万2000円弱となっています。
OS | Xiaomi HyperOS (Android 14ベース) |
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SoC | Snapdragon 7s Gen 2 |
メモリ | 6/8GB |
容量 | 128/256GB |
画面 | 12.1型 WQXGA(2560×1080) 120Hzリフレッシュレート |
カメラ | 800万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
電池 | 10000mAh 33W |
寸法 | 280×181.85×7.52 mm, 566g |
その他 |