IT之家は2月18日、Samsung DisplayのOLEDパネルについて伝えました。
サムスンの最新フラッグシップGalaxy S25 Ultraがディスプレイ面でアップグレードされたものの、最新のM14 OLEDパネルを採用していない一方、噂によるとアップルはiPhone 17シリーズは基本モデルを含む全機種でサムスン製のM14 OLEDパネルを搭載するそうです。
リーカーJukanlosreve氏の独占情報曰く、iPhone 17、iPhone 17 Air、iPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro Maxの4モデル全てがサムスンのM14 OLEDパネルを採用するとのこと。
Exclusive: The iPhone 17 Vanilla/Air is now equipped with the M14 panel.
(Previously, within the iPhone series, the M14 was used only in the iPhone 16 series’ Pro/Pro Max models.)$AAPL
— Jukanlosreve (@Jukanlosreve) February 14, 2025
全モデルということは、iPhone 17でも最高級のディスプレイ性能を得られることに。
M14 OLEDパネルはサムスンの現在最も先進的なディスプレイ技術で、前世代のM13と比較して輝度が20〜30%向上し、同時により高いエネルギー効率と長寿命を実現しています。M14 OLEDの導入により、iPhone 17の基本モデルでも120Hzリフレッシュレートに対応する可能性があるそうです。
iPhoneの非Proモデルは長らく60Hzディスプレイだったので、高駆動化するならば朗報と言えそうです。滑らかな高リフレッシュレートのスクロールは、一度慣れてしまうとなかなか戻れません。
SEシリーズの系譜ながらも立ち位置の不明瞭なiPhone 16eという新たに登場した廉価モデルは、iPhone無印の仕様向上に伴い、そのポジションがはっきりしてくる、という展開が考えられそうです。
Galaxy S25 Ultraは M14 OLEDを採用しておらず、前世代M13の改良版で、反射防止ディスプレイとProScaler技術によって優れた視認性と色彩表現を確保していますが、M14 OLEDを採用する可能性のあるiPhone 17と比較すると、Galaxy S25 Ultraはディスプレイ技術においてわずかに劣ると言えるとIThomeは伝えています。
これはサムスンが自社の最高品質のディスプレイを競合他社に提供するという状況とも言えそうですが、必ずしもおかしなこととは言い切れません。事業部独立採算を重視する以上、ディスプレイ部門にとって同じサムスンのスマホ部門もAppleも、同様にいち顧客だからです。