弊誌はアフィリエイト広告を利用しています。

電子書籍リーダーとスマホの良いとこどり?TCL 50 NXTPAPER 5Gシリーズ登場

 TCLは、目に優しいNXTPAPERディスプレイを搭載したと謳うスマートフォン「TCL 50 NXTPAPER 5G」および「TCL 50 PRO NXTPAPER 5G」を発表しました。

 同社のNXTPAPERブランドは、電子ペーパーを進化させたような独自のNXTPAPER 3.0ディスプレイを搭載したもので、液晶や有機ELと電子ペーパーのいいとこどりを図ったかのようなモデルとなっています。

 搭載するSoCはいずれもMediaTek Dimensity 6300。最近のエントリー~ミッドレンジスマホでおなじみのチップで、普段使い程度なら困ることはなさそう。メモリは8GB、ストレージは無印が256GB、PROが512GBと大容量。

 画面にはTCL独自のNXTPAPERディスプレイを搭載しています。紙のような質感で、紙の書籍のような目の疲れづらさをもたらす、としていますが、あくまで「電子ペーパー風」との記述となっており、原理不明。見る限りバックライトありのディスプレイに見えるので、あくまでバックライト+カラーフィルターまたは自発光素子の原理で表示をしながらも、電子ペーパー端末やスタイラスペン搭載端末の表面の紙のようなサラッとした質感でアンチグレアの処理を施しつつ、ソフトウェア面で白黒モードを備えて円滑に切り替えできる……といったところではないかと思います。

 サイズは6.8インチで、解像度はFHD+(2460×1080)、リフレッシュレートは120Hzに対応。

 本体側面にはNXTPAPERキーが備わっており、これを有効にすると「Max Ink Mode」が起動。電子書籍リーダーのようなUIに変わり、集中した読書体験が行えるようになるとしています。

 背面カメラは、1億800万画素のメインカメラ、800万画素の超広角カメラ、200万画素のマクロカメラの3眼構成。

 インカメラは無印が800万画素で、PROが3200万画素です。ここで差別化する必要性はあまりなさそうにも思えますが……。

 バッテリー容量は5010mAhで、33Wの急速充電に対応しています。26日の待機時間と、Max Inkモードで1日4時間×7日の読書が行えるとアピール。

 また、流行のAI機能を搭載しているとアピール。テキストの理解や要約、クリエイティブな文章作成などをサポートします。

 本体カラーは、PROがムーングレー、ミッドナイトブルー、アルプスホワイト、ペールゴールド、ロージーパープルの5色展開、無印がここからアルプスホワイトを除いた4色となっています。

 TCL 50 NXTPAPER 5GはEU圏において229ユーロ、日本円にして3万5000円ほどで販売。50 PROはEUおよび中南米において、299ユーロ(4万6000円)で取り扱われます。

 ところで、無印とPROの違いがいくつあったかにお気づきですか?下のスペック表を見れば早いですが、なんとストレージ容量とインカメラの解像度の違い、あとは本体色の数しか存在しません。この程度であれば、いっそインカメラは全部800万画素にして「ホワイトは512GBモデルにしか存在しません」みたいな感じにすればいいのに、とも思ってしまいます。

OS Android 14
SoC Dimensity 6300
メモリ 8GB
容量 256GB(無印)
512GB(PRO)
画面 NXTPAPER 3.0 6.8型 1080×2460
最大120Hzリフレッシュレート
カメラ 10800万画素メイン+800万画素超広角+200万画素マクロ
インカメラ 800万画素(無印)
3200万画素(PRO)
電池 5010mAh 33W
寸法 167.6 x 75.5 x 8 mm, 196g
5G n1/3/5/7/8/20/26/28/38/40/41/48/77/78
LTE B1/2/3/4/5/7/8/17/20/26/28/32/38/40/41/42
3G B1/2/4/5/8
その他 microSDXC対応, 指紋認証(側面), ステレオスピーカー搭載, 3.5mmジャック搭載
情報元TCLTCL
すまほん!!を購読しませんか?

Twitterでも最新更新を配信・通知しています

フォローする 再度表示しない