XPERIA NXTシリーズ第二弾!
SONYはSnapdragon S4と有機ELを採用した、XPERIA Zをフラッグシップとする新しいNXTシリーズを開発中のようです。XPERIA C、XPERIA E、XPERIA Yといった名前も挙がっています。
これらは、デジタルカメラCyber-shotやプレイステーション、Walkmanの技術を惜しみなく投入されることになる、夢の様なスマートフォンになる。…というのが、XPERIA blogのコメント欄へのリークです。もちろん根も葉もない噂話としておくのが本来、適切ではあります。
しかしながら、有機EL採用というのは、台湾AUOによるSONYへのパネル提供という情報との整合性がありますし、XPERIAのNXTシリーズの音響は既にウォークマン部隊による監修であり、夏モデルからは音楽アプリの名称が「Walkman」となりますし、HTCも参加予定の「Playstation Mobile」という武器がSONYにはあります。
スマートフォンという逆風に押されて減収を続けるSONYのカメラ部門とオーディオ部門ですが、これらのリソースをスマートフォンに投入して追い風とする、というのが平井体制下のSONYの方針ですから、これらの経営事情を鑑みても、電子書籍「Reader」がXPERIAに組み込まれていく流れを考えても、「全部入りXPERIA」というリークはあながち間違っているとも言い切れないのが現実です。
因みに、過去にはCyber-shotをそのまま搭載したPDA「クリエ NZ90」が存在します。
XPERIAのネーミングも徐々にVAIOチックになってきており、今回のリークはそれらに沿っています。もちろん、こうしたSONYの事情を踏まえた上での手の込んだ「創作」であるという可能性も考慮しなければなりませんが。
しかしながら海の向こうで生まれたSony EricssonのXPERIAが、iPhoneと戦うために、横のつながりが弱いと言われてきたSONYを団結させる切り札となるのは、なかなか見応えのある楽しい展開ではあります。
Source:XPERIA blog