「安さ」も「良さ」の1つなのでしょうか?
インド国政府が学生向けに開発していた、超廉価なアンドロイドタブレットPCが、2011年12月14日に開発元のDataWindより発売されていました。
そのとてつもなく安い価格は50ドルを切っており、41ドル(現行レートで約3200円)で発売されたものの、すぐに売り切れ、それでもなお多くの注文を獲得するほどに人気を得ています。
さらに、性能が向上した端末を2012年4月に提供する予定で、さらに実用的な性能を兼ね備え市場に投入されそうです。
現行機の性能は以下の通りです。
- Android 2.2
- 7インチWVGA 感圧式タッチスクリーン
- ARM11 366MHz CPU
- 256MBのメモリと2GBの内蔵ストレージM
- ノーマルサイズのUSBぽーとが2つ。マイクロSDカードスロットが1つ。
- 2,100mAhバッテリ
- 3G通信には対応せず2Gでの通信かWi-Fiでの通信が可能
注文数が増えれば、今よりも10ドル安い31ドル(現行レートで約2400円!!)での提供も可能とのこと。
過去に流行し完全にタブレットに市場を食われてしまっているネットブックなども、このような廉価なPCを作ろうとする動きがきっかけで出てきた商品でしたので、このような商品が市場に出るのは消費者の選択の幅広がり、とてもおもしろいことになりそうですね。
なお、日本での発売は不明。個人輸入をすることもできますが、技適の問題があるので、なかなか面倒くさそうです。
ソース:India’s sub-$50 Android tablet claims 1.4 million orders in two weeks — Engadget