あれよあれよと価格が下がり、64MBのSDカードが2500円した時代は遠い昔のお話で、気がつけばMicroSDHCカード32GB(しかもCLASS10)が2500円を切っていたので、思わず購入してしまいました。
思わず購入と言っておきながら実は使い道はばっちりと決めていて、先日ゲットしたSC-05D(Galaxy Note)の外部メモリを探していたところ、ばったりとこのカードと遭遇。せっかくなので「端末メーカーとMicroSDカードのメーカーも同じにしよう!!」ということでの購入でした。
ベンチマーク
実のところクラス(速度)さえ気にしなければ、32GBのSDカードはもっと廉価に販売されており、実際にAmazonでも2000円を切る価格帯で販売されている製品もあります。
しかし、データの転送を頻繁に行い、大容量のコンテンツがやりとり出来る32GBという容量なだけに、出来るだけ転送時のストレスは無くしたい・・・・・・ということでCLASS10の製品を選びました。
御託が長くなりました、ベンチマークの結果は以下の通りです。
と、これだけを見てもよくわからないと思うので、手持ちのCLASS2 MicroSDカードで速度測定をしてみました。
読み込みの速度では大きな違いが見られませんが、注目すべきは書き込みの速度で(Writeと書かれている方)CLASS2の製品と比べると512Kに限って言えば5倍以上の速度が出ています。4K書き込み速度ははなぜか負ける結果となっていますが、これは誤差の範囲内でしょう。
早いと何がいいの?
MicroSDカードに早いものを使うメリットはやはりファイルの転送が高速になることでしょう。例えば、パソコンに接続して手持ちの音楽をさっと転送したいとき・動画を転送したいときにかかる時間が短くなり、ストレスが少なくなります。
また、最近のAndroidスマートフォンはカメラ性能を重視していることもあり、高画素の写真を保存したり、連写機能で写真を撮影した後に、複数枚の写真を保存するときの待ち時間が短くなり、ストレスが大幅に軽減されます。1080p(フルハイビジョン)の動画を撮影出来るスマートフォンも増え、容量と速度のバランスが必要になってくるのです。
安いし、早いし、お勧めです
今回紹介した、SAMSUNGの32GB MicroSDHCは特に目立つようなあらも無く(強いて言うならばパッケージが少し開けづらかったり、輸入品だったためパッケージにハングル表記があってスペックが読めなかったくらい)速度も速く、何より安くてお財布に優しい!!
試しにいくつかのファイルを転送してみましたが、高速にファイルが転送されていくのは圧巻でした。32GBで高速かつ廉価なMicroSDカードを探して見える方には是非ともお勧めしたい一品です。