今回ご紹介するポータブルバッテリーは、格安な製品が出回るなかでは少しリッチな製品だ。ProMini M シリーズは M6 が6200円 M8 が7000円と少し値が張ることは間違いないだろう。
しかし、安い物には安い理由。高い物には高い理由がある。今回はその理由と共に「モバイルバッテリー」の選び方と ProMini M シリーズの魅力を伝えていく。
アルミニウムのデザインと軽量ボディ
「普段持ち歩くもののデザインには気を配りたい」というのは誰もが抱くことだろう。事実、スマートフォンもデザイン性の高い商品が数多く売れており、市場は未だ切磋琢磨の続く状態だ。
では、周辺機器はどうだろうか。イヤホンやヘッドセットといった露出度の高いアイテムのデザインは良くなってきているが、モバイルバッテリーにはなかなかその兆候が見られない。
ProMini M シリーズの ProMini M6 と ProMini M8 は非常に高いデザインを持っている。フラットなアルミニウムボディは、手触りが良く所有欲を満たしてくれる。また、電池残量を示すメーターのアニメーションも小粋で、筆者はとても気に入っている。
6000mAhの容量を持つM6と8000mAhのM8では、M8が「少し重たいかな?」と思う程度で M6 は非常に軽量だ。
6000mAhと聞くと容量に不安を覚えるかもしれないが、複数台のタブレットを持ち歩かないライトユーザならば、これでも十分な容量だ(iPhone5を約2.7回充電可能) もちろん、ヘビーユーザにはさらに大容量のM8をお勧めしたい。
高出力でタブレットにも余裕で対応
モバイルバッテリーを選ぶ際に、見るべき数字には容量の他に、出力電流(アンペア)の強さがある。出力電流が低いと、スマートフォンでは充電に時間がかかったり、タブレット端末に対応していなかったりする。
ProMini M シリーズはM6、M8ともに、片方のポートのみを使う場合、最大3.1A/5Vの大容量の電流が得られ、iPad の充電に対応、Nexus7 やGALAXY Tabのようなタブレットにもスピーディーに充電が可能だ。
これらはスマートフォンでも利用でき、一般的に「急速充電」とよばれている。一部、非対応の端末があるが(ほとんどの端末が利用可能だ)テザリングをしながら、ゲームをしながらでも、高速に充電をすることができる。
最近ではタブレットを持ち歩き、テザリングを使ってネットを利用することも増えているが、テザリングは非常に電池を食うため、充電をしながら利用することが多い。しかし、廉価なモバイルバッテリーでは充電が間に合わなかったり、まともに充電ができていないこともざらであったが ProMini Mシリーズでは筆者はそのような経験をまだ一度もしていない。
なお、過剰な電流が流れないように制御をする機構も備わっているため、安心して利用できることも紹介しておきたい。
おしゃれなポーチとケーブル付き 安心の保証も
付属品には、USB ケーブル2本と GalaxyTab シリーズを充電するためのUSB 変換コネクタとポーチがついてくる。
このポーチも使い勝手が考えられていて高い評価がつけられる。iPhone5 やGalaxy S2なら、まるっと納めることができ、付属の短いUSBケーブルを利用すれば、充電をしながらでも鞄にすっぽりと入れることがでかさばらない。
また、格安バッテリーでは不明瞭なことが多い保証についても、しっかりと明記されている。正規輸入代理店であるCROY モバイルで購入すれば、半年間の保証を受けることができる。
以上、ProMini M シリーズをご紹介したが、筆者自身このバッテリーを持ち歩き利用しているが、本当に満足している(お世辞抜きだ)モバイルバッテリー市場は格安製品がゴロゴロと転がり、多くの製品を試してきたが、ここまで満足して使える製品はなかった。是非とも、多くの方に利用してほしい逸品である。
商品が気になった方は是非チェックをしてほしい。
提供:CROYモバイル