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ケイ・オプティコム、auのMVNOによるモバイルサービス「mineo」を発表、月980円から

mineo 

 関西で戸建て向けの光ファイバーサービス「eo光(イオひかり)」を提供するケイ・オプティコムは、新たにモバイル音声通話・データ通信サービス「mineo(マイネオ)」を発表しました。既報の通り、auの4G LTE回線を借用したMVNOとしての参入になります。

 月額基本料金を980円とし、090音声通話オプションが610円/月(MNPによる番号引き継ぎが可能)、端末購入費用が2000円/月というシンプルなプランとなっています。音声通話オプションの有無によらず、同社が提供するスマートフォン向けIP電話サービス「LaLa Call(ララコール)」が基本料無料で利用できるため、050番号での通話が可能です。データ通信容量は一律で1GB/月となっています。

 また、SIMのみの提供か、端末の同時購入かを選択することが可能です。購入可能な端末は現在DIGNO M(KYL22)のみとなっており、auで提供されているものと同じです。5.0インチのフルHD液晶と1,300万画素のメインカメラを搭載し、NFCやおサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信にも対応しています。カラーはホワイトのみです。SIMのみの提供の場合は、auで販売されている端末の一部とSIMフリーのiPhone5s、5cが動作確認端末として挙げられています。

dignom

 すでに数多くのMVNOがデータ通信サービスを提供している中で、「mineo」の特徴としては

  • 珍しいau回線のMVNOであり、利用できる端末が他の多くのMVNOとは異なる。
  • 料金プランの選択肢が少なく、わかりやすい。そのため、柔軟性は低い。
  • 提供されるスマートフォンが国内仕様のハイスペックモデルである。
  • 最大5人までのグループ内でデータ通信容量をシェアできる。

 といった点が挙げられます。サービス内容だけでなくウェブサイトもシンプルかつポップなものになっており、また最初から「音声通話」「端末販売」「MNP」の全部を揃えることで、これまでMVNOというものの存在すら知らなかった層を狙っているものとみられます。

 公式ウェブサイトにて2014年6月2日まで先行予約が受付中となっており、先着1000名が最大24ヶ月間980円引きとなります。サービス開始は2014年6月3日で、初期費用は3,000円です。

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