iPhone 6 Plusが曲がりやすいため、ポケットの中などで破損したとの報告は国内外で相次いでいます。Twitterのハッシュタグ#bendgateや、各種コミュニティ、メディアにてこの問題は盛んに取り上げられています。
しかし海外CNBCが伝えるところによれば、Appleが正式に確認しているiPhone 6 Plusを曲げた事例は、9人の顧客にすぎないとのこと。
また、Re/Codeが伝えるところによれば、Appleは「強度と耐久性を実現するため、とても慎重に設計および高品質の素材を選択した」「現実の生活での使用に耐え得る、Appleの高い品質基準を満たすか、上回っている」とコメント。Appleが認める事例は極めて稀(Extremely Rare)であり、問題が発生したらAppleに連絡してほしいとのこと。
さらに海外メディア「The Next Web」は、Appleのサポートデスクとのやりとりを公開しており、それによれば、折れ曲がったiPhoneをApple Storeに持ち込めば、Genius Barの従業員の検査の上、保証対象として交換措置になると伝えられたとのこと。その場合は無償交換になると思われますが、もちろん検査の上で保証対象外=有償修理となる可能性はあります。
また同記事では、Appleがこの問題について、大きな関心を持って調査を行っていることが示唆されており、やはりAppleのブランドに傷がつきかねない重大な問題であることを認識していることが伺えます。
この問題は国内外で大きく話題となっており、競合メーカーも盛大にネガティブキャンペーンを展開しており、今後のAppleの対応が注目されます。