KDEがモバイルOS「Plasma Mobile」を発表。プロトタイプ版がNexus5で動作

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 KDEはモバイル向けOS「Plasma Mobile」を発表しました。すでにNexus5向けのプロトタイプ版も公開されています。

 Plasma Mobileは「ユーザーフレンドリーでプライバシーが保護されており、カスタマイズ可能なプラットフォームを提供する」ことを謳っており、「Plasma Mobileはオープンなプロセスを経て開発されている」こともアピールしています。

 実際に動作している様子の動画はこちらから確認できます。

 UNIX系OSを使ったことがある方なら馴染みの深いKDEですが、「そもそも、KDEなんていうのを初めて聞いた」という方のために簡単な説明をすると、UNIX系OSで動作するデスクトップ環境やパソコンとしてを利用するために必要な各種アプリケーションを作成している団体です。もう少し馴染みの深い製品を例に挙げると、AppleがSafariにブラウザのエンジンWebkitのベースになったKHTMLを作成していたのもKDEでした。気がつかないうちに我々は恩恵に預かっていたわけです。

 動作するアプリケーションは Qt(キュート)を利用して開発することが可能で、今後、ライセンス面や技術的な問題が解消されれば、GTKで開発されたアプリやAndroidアプリ、Ubuntuアプリなどをサポートとしていくとしています。

 第三、第四、おそらく第五勢力ぐらいになりそうな、本プロジェクトですが、モバイルOSで寡占状態が続くことは、必ずしも良いこととは言えないため、今後、徐々に普及の兆しを見せてくれれば面白いなと思います。私も Linux を使うときは KDE にはお世話になっているので、もう少し完成度が上がってから、Plasma Mobile を使ってみたいなと思います。人柱精神旺盛な方は、是非お手持ちのNexus5にインストールしてみてください。

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