中国メーカーTCLコミュニケーションが、日本市場に参入を表明しました。
中国TCLは米PDAブランド「Palm」やフランス発の「ALCATEL ONE TOUCH」などのブランド・商標を買い取り、世界市場に廉価なスマートフォンを投入している企業です。
今回、日本で発売するのはALCATEL ONETOUCH IDOL3となります。
既にイオンモバイルが前モデルにあたるIDOL2を格安スマホとして取り扱っていますが、IDOL3は、ALCATEL ONE TOUCHのオンラインショップでも販売されます。
IDOL3は今年3月開催のMWC2015で発表された機種。前面の上下どちらにもマイクとカメラを搭載したことにより、逆さまに持っても通話ができる、天地無用のスマートフォンとなっています。とっさに電話を取った時に逆だった、という失敗はこれで無くなるわけです。
OSはAndroid 5.0 Lollipop、CPUはSnapdragon 615オクタコア、重量141g、ディスプレイは5.5インチFull HD、実行用メモリ2GB、内蔵ストレージは16GB、バッテリー容量は2910mAh、ネットワークは3G(W-CDMA 800/850/900/1900/2100MHz)に対応します。
2015年8月28日に販売開始。販路は各種MVNOと家電量販店、およびオンライン直販。市場想定価格は4万2800円(税別)となっています。