富士フイルムのレンタルサービスでX-T1をお借りしてみた【鳩の電子便】

THE X-T1

 

 こんにちは、あるごすです。以前から噂には聞いていた、富士フイルムのカメラとレンズのレンタルサービスを一日利用してみました。なんとこれ、1泊以上してしまうとお金がかかりますが、当日返すと無料です。というわけで朝一番で富士フイルムの東京サービスステーションのドアを叩き(叩いてませんが)、丸一日このカメラを堪能しようとしたものであります。

 ちなみに借りられるカメラにはいくつか種類があって、それはこちらの表に載っております。後から気付きましたが、X-Pro1がないのが惜しいですね。是非ともあの機種も使ってみたいのですが。カメラと同様にレンズも借りることができます。今回はXF14mmF2.8 Rと、XF56mmF1.2 R APDです。富士フイルムのレンズ交換式カメラのセンサーサイズはAPS-Cですから、それぞれ35mm換算21mmと85mm相当の、広角と望遠レンズの組み合わせとなります。他にも試してみたいレンズはたくさんありますが、一度に借りられるレンズは2つまでということだったのでとりあえずこれらで。

 知る人ぞ知るXF56mm F1.2 R APDであると思いますが、このレンズの特徴はこちらでございます。

APD

 こんなレンズ見たことありましょうか。いえ、ないでしょう。このレンズはレンズとレンズの間にこのようなグラデーションのかかったアポタイゼーション(APD)フィルターを挟むことにより、合焦面以外のボケを柔らかくする効果があるそうです。その原理を語りだすとキリがないので、論より証拠をば、撮って出しで見て頂きましょう。(ところでこの宙玉レンズ的なのをこうやってレンズでやるの流行ったりしませんかね)

 

_DSF9162

X-T1 XF56mmF1.2 R APD / 56mm, F1.2 ISO250 1/450秒

 

 

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X-T1 XF56mmF1.2 R APD / 56mm, F1.2 ISO200 1/1600秒

 

 

_DSF9070

X-T1 XF56mmF1.2 R APD / 56mm, F1.2 ISO200 1/2000秒

 

 いかがでしょうか、このボケ。合焦面ではきりりと、後ろボケ前ボケは二線ボケが出ることもなく本当にとろけるようなボケです。蕩れでございます。開放F値が1.2であることももちろん寄与しているでしょうが、それにしても大してレンズに詳しくない自分としては文句の出しようがありません。

 では次にXF14mmF2.8 Rの絵を見て頂きましょう。繰り返しになりますが、換算21mmとなるため28mm程度のスマートフォンのカメラよりより広い画角の写真を撮ることができるレンズです。

 

_DSF9004

X-T1 XF14mmF2.8 R / 14mm, F2.8 ISO200 1/1400秒

 

 

 準備中のビアガーデンと、暑そうな格好をしたサラリーマンとのコントラスト。この日も猛暑日となりました。

 

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X-T1 XF14mmF2.8 R / 14mm, F2.8 ISO200 1/1400秒

 

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X-T1 XF14mmF2.8 R / 14mm, F2.8 ISO320 1/85秒

 

 東京サービスステーションのある東京ミッドタウンの写真を見るとやや歪曲があるかなという感じはしますが、直線を多用するカットでなければ気にならないレベルかと思います。まあ現像時に補正すればいい話ですし。

 F2.8という広角にしては明るいレンズですので、下のようにボケとパースを両立させた写真も撮ることが可能になります。

 

 連写性能としてはこんなものでしょうか。CHモード(高画質)で連写していたので、約3.0コマ/秒での連写ですが、X-T1の目玉のひとつであるSDカードのUHS-I規格対応であることと、UHS-I対応なSanDisk Extreme Plusを持参していたので連写後も書き込みは一瞬で、次のショットまで時間がかかるといった感覚はありませんでした。

_DSF9110

X-T1 XF56mmF1.2 R APD / 56mm, F1.2 ISO200 1/2000秒

 

 

_DSF9111

X-T1 XF56mmF1.2 R APD / 56mm, F1.2 ISO200 1/2000秒

 

 

_DSF9112

X-T1 XF56mmF1.2 R APD / 56mm, F1.2 ISO200 1/2000秒

 

  後は本体の簡単なレビューをば。

DSC_0004-z3c

 本体サイズとして僕のスナップカメラである、APS-Cセンサーを持つGRと並べてみました。X-T1はさすがにポケットに入れるというわけにはいかない大きさですが、それでもずっと首にかけていても大して負担にはなりませんでした。ISOやシャッタスピード、露出など、軍艦部(カメラの上の部分)で電源を入れずとも操作できるのがいかにもカメラ好きの心を刺激し、実際便利でございます。僕はISOと露出、レンズ側で絞りを指定して撮っていました。シャッタースピードはカメラ任せですね。電子ビューファインダーも覗いた感じは「あれ、これは光学ファインダーだったかな?」と思うほどの高精細で大きく見ることができます。少なくとも僕が普段使っているパナソニックのDMC-G6よりは大きく高品質です。また背面の液晶がチルト式なのでローアングルやハイアングルでの撮影にも対応できます。チルト式僕大好きです。

唯一気になるのは三脚穴の位置でしょうか(散々言われていることではありますが)。

image13

実用上なにか問題があるかと言えば正直僕が使う範囲では問題ないのですが、やはり光軸とずれているとなにか少し違和感を覚えるところです。ちなみにこのミニ三脚@mobileprince_PRさんにそそのかされてdp2 Quattroのために購入したものですが、dp2Q以外でもこのように頻繁に使っております。これをつけてるだけでも撮影が安定する、ような気がします。

 以上、簡単でしたがX-T1のレビューでした。当日18時半までに返却できれば無料ですので、皆さんも是非活用されてはいかがでしょうか(在庫がない場合もあるそうです)。正直に言って欲しくなる一台ですが、お値段がお察しくださいレベルですので、これからも僕はレンタルサービスを活用して参りたい所存です(笑)

 お値段、見ていきます……?

 

 以下、他の作例になりますのでお暇でしたら見ていってくださいまし。

_DSF9154

X-T1 XF56mmF1.2 R APD / 56mm, F1.2 ISO250 1/80秒

 

 

_DSF9253

X-T1 XF56mmF1.2 R APD / 56mm, F1.2 ISO200 1/400秒

 

 

_DSF9314

X-T1 XF56mmF1.2 R APD / 56mm, F1.2 ISO400 1/3500秒

 

 

_DSF9349

X-T1 XF56mmF1.2 R APD / 56mm, F1.2 ISO200 1/2700秒

 

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