中国TCL集団は、ALCATELブランドを冠する新型スマートフォン「IDOL 4」および「IDOL 4S」をMWC2016にて発表しました。
既視感バリバリの側面デザインと電源ボタンは素人目には某社製スマートフォンとの判別がしづらいですが、TCLはこれを「BOOM Key」と呼んでおり、他社との差別化要因となりそうです。
「Boom Key」は、写真、音楽、ゲームなどマルチメディア体験を補強する存在であるとしており、例えば、時にはスリープ状態から写真を撮影したり、写真アプリではコラージュやスライドショー、動画撮影時には再生速度を変更、録画中に押せばオンライン配信の開始、音楽再生時には音質調整、ゲーム中には車の速度変更をしたりと、シチュエーションに応じて様々な機能を呼び出せます。
上下逆に持っても利用できるといったALCATELシリーズならではの特徴も継承しています。金属フレームと背面ガラス素材を採用。カラーリングはゴールド、ダークグレイ、ローズゴールド、メタルシルバー。薄さは6.9mm。
IDOL 4SはSnapdragon 652、IDOL4はSnapdragon 617を搭載。バッテリーは「1日もつ」としています。ディスプレイサイズは5.5インチ。IDOL 4Sは有機EL。
カメラは0.1~0.3秒の高速オートフォーカスに対応。オーディオはソフト・ハード両面でJBLと提携して高音質に。VRにも対応します。