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レビュー: Apple Pencil「白く……この滑らかなフォルム」思わずさわっていたくなる

apple_Pencil_006 アップルストアで手に触れてからずっと一目惚れでした。一目惚れの相手は iPad Proではなく Apple Pencil です。

 その筆圧測定の精度や、ペンを傾斜を描画できるツールとしての魅力はもちろんですが、何より心動かされたのは手触りです。無垢を思わせるホワイトに、陶器を思わせるツルツルとした質感は、筆舌に尽くしがたい程ストライクゾーンど真ん中で、いつまでもこの手触りを味わっていたくなります。

白く……この滑らかなフォルム

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 私は筆記用具が少しだけ好きで、普段は三菱鉛筆の EXCEED にジェットストリームのリフィルを入れています。他にも、LAMY の万年筆・ボールペンをその日の気分で使い分けています。本当はもっと高級な製品にも手を出したいのですが、文房具もまた沼のひとつで、手を出し始めると、瞬く間に財布の中身が無くなってしまうので、予算を決めて計画的に攻略を始めています。

 Apple Pencil は iPad Proシリーズで使えるペンです。13インチの iPad Pro が発表された時からウズウズと気になっていたのですが、13インチモデルにはなかなか手が伸びず……。いろいろと悩みに悩んだあげく、iPad Pro 9.7 を注文し、念願叶って Apple Pencil を手に入れたわけです。

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 陶器のような……と比喩をしましたが、中には複雑な電子機器とバッテリーが入っているわけですから、陶器のように丁寧に扱う必要があります。 

 本体上部には充電用のLightning端子を備えます。重量は20.7グラムと、ペンシル(鉛筆)よりは重たいですが、中に電子回路とバッテリーが入っていると思えば、おかしい数字ではありません。

 手にした感覚は、iPhone 5c のようなツルツルの手触りと、自然な握り心地です。重量バランスはペン先が若干重たい印象で、本体を持った状態で指を離しても、どちらかに倒れることないため、バランス感は非常に良いです。

他のペンと比較してみる

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 写真左から、WACOMのペンタブレット「Intuosのペン」「Apple Pencil」三菱鉛筆の「EXCEED」サイズ比較用のエネループです。

 こうしてみると、Intuosのペンより細くEXCEEDより長いです。Intuosのペンはプロの現場でも使われているものですから(私は写真のレタッチぐらいにしか使わないですが)重量バランスは下寄りで、手元にはファンクションボタンが2つあります。

 一方、Apple Pencil には、ボタン類が一切ありません。また、本体上部も消しゴムとして使うことも出来ません。その分シンプルで直線的なデザインとなっています。

 また、EXCEEDよりも細身でグリップ感がやや不安になってきます。Apple Pen(ペン) ではなく Apple Pencil(鉛筆)なわけですから、この細さにもAppleのこだわりがあるのかも知れません。

 実際の使用感は……と iPad Pro 9.7の利用感を交えてレビューしたいのですが……iPad本体が届くのは明日(2016/04/28)です。ウキウキ具合が空回りしてしまい、思わず先に手に入れた Apple Pencil についてポエムを交えながら語ってしまいました。

 見た目と質感はこれだけ気に入っていますが、実際に使ってみたら「あんまり」だったときの恐怖にもおびえています。長くなってしまいましたが、iPad Pro 9.7インチモデルのレビューもお楽しみに!!

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