Microsoftは、新しい一体型PC「Surface Studio」を正式発表しました。Microsoft自ら出す製品としては初のオールインワンPCとなります。
12.5mmの薄いタッチスクリーン。サイズは28インチ。解像度は4500 x 3000px。画面比率は3:2。精細さは192ppi。
音響はDolby Audio Premiumによるステレオサウンド。これはちょうど台座の部分にスピーカーが位置しており、迫力のある音響が期待できます。
インターフェイスとしてはMini DisplayPort, ethernet,オーディオ。そしてUSB 3.0ポートは4つ。SDカードスロットも備えます。
スペックとしては、少なくとも実行32GBメモリ、ストレージ2TB HDD、GTX 980Mが選択可能となるようです。クリエイターの使用にも耐えるハイスペックな仕様で、ちょうどAppleのiMacに対抗し得る位置づけでしょう。
円型のダイヤルデバイス「Surface Dial」は画面のスクロールも可能で、さらに画面上に置くことで、カラーパレットやメニューの呼び出し、きめ細やかな画面回転に使用可能となっており、少なくともAdobeのPhotoshopがこの機能に対応を予定している模様です。
Surfaceならではのデジタイザスタイラスにも対応することから、本機はiMac対抗製品であると同時に、既存の液晶タブレットやiPad Proのような製品とも競合する部分のある、クリエイターを強く意識した製品であると言えます。
価格は、Core i5/メモリ8GB/HDD 1TBモデルは2999ドルより。Core i7/メモリ32GB/2TB HDDモデルは4199ドル。米国発売日は12月15日。