Spigenより発売されているULTRA HYBRIDですが筆者が1ヶ月以上の予約待ちの末に入手したジェットブラックのiPhone 7 Plusに装着してみることにしました。このULTRA HYBRID、カラーはクリスタル・クリア以外にジェットブラックもラインナップされていますがここは本来の端末の美しさをスポイルしたくないのでクリアを試してみることにしました。
保護フィルムが表面と裏面に貼られていますが剥がしにくかったです。カリカリと爪を立ててやっと剥がせました。
装着してみました。心配していたカバーと端末の間に空気が入ってしまう現象が起きています。これはフィルムやガラスみたいに貼り付ける訳ではないので仕方ないところです。
保護フィルムの気泡を押し出すときのようにしてみましたが押し出すどころか気泡が増えたり大きくなったりしてこれでは折角のジェットブラックが台無しです。ジェットブラックは指紋や傷が目立つという評判から丸裸での使用は心もとなく感じてジェットブラックの保護と美しさの両立を狙ってクリアというチョイスにしたのですが少し思惑が外れた格好です。
AIR CUSION TECHNOLOGY▷、の先に見えるコーナー部分の気泡のようなものが落下時の衝撃から端末を守るエアクッションになっています。他にも前面はディスプレイからカバーの縁まで1.1mmの段差を設けてディスプレイ側からの落下にも対策が講じられています。
クリアということで端末を保護しつつジェットブラック本来の美しさを損なわないことを期待しましたがこれは保護するということに割り切った方が良さそうです。複雑に模様を変える気泡を楽しむのも一興でしょうか?いいえ、ここは素直にジェットブラックのものを購入した方がよさそうです。
キックスタンド部分です。蝶番の部分のスプリング、本体部分のマグネットのはたらきで節度感ある挙動です。パチッと開いてパチッと収納するので使用しない時でもついつい触って開いたり閉じたりしてしまいそうです。こういった細かい感触も味わってもらいたいポイントです。
実際にキックスタンドでiPhoneを立ててみました。角度調節は出来ずこの角度のみになりますがこれより上向きになると見にくいしこれより角度をたてると不安定になるので丁度良い角度ではないでしょうか。
斜め前方から見てみました。大体45°ぐらいの角度になっていることが分かります。携帯端末で動画を見る程度ならこれで充分ではないでしょうか。普通のケースかと思ったらスタンドが付いていて立てることが出来るということがこのULTRA HYBRIDのポイントではないでしょうか。
動画を鑑賞するのに最適なこのウルトラハイブリッド、クリアということもあって本来の端末のカラーを活かしながら落下や衝突の衝撃からの保護も出来るうえにキックスタンドによって動画鑑賞にも便利な小ワザの効いたアイテムです。