米半導体メーカーQualcommは、新たなハイエンドモデル向けSoC(システムオンチップ)として「Snapdragon 835」を昨年末に発表しましたが、その製品の詳細な情報をついに公開しました。
コア「Kryo 280」を8個搭載するオクタコアプロセッサに。駆動周波数2.45GHz / 1.9GHzの併存、最適に駆動するbig.LITTE構造を採用します。これは前世代でクアッドコアのSnapdragon 820とは異なり、オクタコアSnapdragon 810と同様の仕組みです。
初の10nm CPUに。処理能力は20%向上、電力効率は25%改善。Adreno 540搭載でHDR対応し25%高速なグラフィックスも実現。
カメラISPについてはスムーズズーム対応。高速AFや色表現が向上しています。
LTEモデムは初のギガビットクラス、最大1Gbps高速通信が可能なCat.16対応X16を搭載。Wi-Fi 802.11adをサポート。近接無線通信Bluetooth 5.0を世界初サポートとなります。
充電面では、クイックチャージ4.0を搭載。クイックチャージ3.0より20%高速な急速充電が可能です。
今後、S835搭載製品が続々と登場する見通しですので、楽しみにしておきたいところです。