Microsoftは、教育機関向けのOS「Windows 10 S」を公開しました。
このOSの最大の特徴は、Windows Storeからのみソフトウェアをインストールできるという点です。これは教育向けという用途に適しているのはもちろん、ストア外の野良アプリのインストールを排除することで、セキュリティ上のリスクを大幅に軽減できると言ったメリットがあります。
このため、Windwos 10 SではGoogleのChromeやAppleのiTunesといったアプリケーションは動作しないことになります。しかし、Microsoftは開発者向け基調講演において、AppleがiTunesのWindows Store版を公開することを発表しました。
iTunes is coming to the Windows Store by the end of this year. #MSBuild pic.twitter.com/WHM533S7Sv
— Windows (@Windows) 2017年5月11日
iTunesの新しいバージョンは、今年の終わりまでにWindows Storeに公開され、Apple MusicとiPhoneの同期をサポートするとのこと。
iTunesは、iPodの時代である2003年からWindows用として利用可能であり、AppleがiPhoneやサブスクリプション制音楽ストリーミングサービスを展開する新たな時代においても、Windowsをサポートする従来方針を貫くことが伺えます。