米Microsoftは上海で開催の発表会にて、「The New Surface Pro」なる新製品を正式発表しました。
2015年に登場したSurface Pro 4の久しぶりの後継機ではありますが、基本的なデザインはSurface Pro 4をそのまま踏襲。製品名はSurface Pro 5ではなく、「The New Surface Pro」となっています。おそらく今後「新しいSurface Pro」「Surface Pro (2017)」のような呼称に収斂されて行くことでしょう。
ディスプレイは12.3インチ。CPUは「Kaby Lake(ケイビーレイク)」こと第7世代Coreプロセッサ。そして何より特筆すべきはバッテリー持続時間が、理論値最大13.5時間へと延長していること。Surface Pro 4は理論値9時間でしたから、かなりの努力が伺えます。
新たにLTE内蔵オプションも提供。LTE内蔵モデルはmicroSIMとeSIMをサポートし、通常モデルよりも若干高い価格で今年後半に投入されるとのこと。
スピーカーやディスプレイも改良。チルトスタンドを継承しつつも新たに165度の角度に対応し平坦に近いスタイルが可能。
スタイラスペン(別売り99ドル)の筆圧検知は4096段階へと大幅に進化。Surface Dialにも対応します。
キーボードタイプカバーは新たにアルカンターラ素材を採用したPlatinum, Burgundy, Cobalt blueがラインナップとして用意され、価格はそれぞれ159ドル。アルカンターラ素材ではない通常のBlackは129ドル。
「The New Surface Pro」の価格は米国市場で799ドルから。6月15日以降、世界26カ国で出荷開始となります。