みなさん、スマートフォンにケースはつけていますか?
各社、デザインにもこだわったスマートフォンをリリースしており、できるならケースをつけずそのまま愛用したい。しかし、スマートフォンは10万円近くする高価な買い物です。「もし落として壊してしまったら……」という心配が常につきまといます。
今回GEAR4様より提供していただいた、D3Oテクノロジー(これの凄さは後ほど)を用いた手帳型耐衝撃スマートフォンケースGEAR4 OXFORDはそんな問題を解決してくれます。 タフでスリムで手帳型。イギリスで一番売れているケースメーカーGEAR4が日本に上陸しました。
今回私がご提供頂いたのはGalaxy S7 edge向けのBlackですが、現在、日本で発売されているiPhone・Galaxyシリーズの主要なモデルに対応しています。
また、カラーバリュエーションもBlack / Silver / Gold / Rose Goldの4色から自分のスマートフォンに合った好きな色を選べます。
「D3Oテクノロジー」とは?
D3Oテクノロジーは英国女王賞も受賞した次世代の衝撃吸収素材のことで、強い衝撃を受けると瞬時に固まり衝撃を吸収・分散させます。アメリカ軍特殊部隊や建設現場、陸上競技短距離ウサイン・ボルト選手のシューズのインソールと多岐に渡るシーンで活用されているようです。
「そんなことを聞いてもどれだけ凄いのかよく分からない」と思った方が多いかと思います。レビュー用の製品のオマケとしてD3Oテクノロジーの凄さが分かるデモキットが付属していたので、その凄さが分かる動画を撮影しました。衝撃の動画をご覧ください。
この耐衝撃性能がスマートフォンケースにも使われていると思うと安心して利用できますね。
外観は?
さて、お次は肝心の GEAR4 OXFORD のレビューに移りたいと思います。
本体に密着するこのオレンジの部分が先ほど紹介したD3Oテクノロジーの素材が使われている部分です。実際に本体に装着してみると強力に保護されていることがわかりますね。
本体下部のコネクタ・イヤホンジャック部分にももちろん穴はありますが、こちらは太めのケーブルやイヤホンを利用していると、干渉するかもしれません。
本体背面・側面ともに強力に保護されています。このケースをつけたまま心拍数センサーも問題なく使用可能です。もちろん電源キー・ボリュームキーも操作可能。押し心地は「ちょっと固いかな?」という程度で押しづらさはありません。
Galaxy S7 edgeやS8 / S8 Plusで採用されているエッジスクリーンはケースを選ぶユーザー泣かせの特徴で、過去に使用したケースではエッジスクリーンの操作がしづらくなるものもありました。GEAR4 OXFORD ではそのようなことはなく、視認性・操作性ともにバッチリです。
使い始めた当初はエッジスクリーンが保護されていないのでは?と思いましたが、使用していない時は手帳型ということもあり、閉じていればエッジスクリーンも含めた画面全体を保護してくれるので問題ありません。
機能性は?
次は GEAR4 OXFORD の機能性についてレビューしていきます。
スタンド機能搭載
手帳型ケースの多くが対応しているように、GEAR4 OXFORD もスタンドとしても使うことができます。
手帳型にはもはや必須ともいえるこの機能。動画を試聴する際にとても便利です。ただ、どうしてもスマートフォン本体の重みに負けてバランスを崩してしまうことがあり、 上手く立てるには慣れが必要だと感じました。
コツとしては、手帳のフタの部分上部の穴が隠れない程度の角度に立てることです。こうすることでバランスを崩さず、快適に利用できます。
カードポケット搭載
手帳型ケースということもあり、カードポケットも完備。2枚のカードを収納可能です。
「手帳型ケースといえばカードポケット」というぐらい世にある手帳型ケースには間違いなく搭載されている機能です。しかし GEAR4 OXFORD にはこんな心遣いが・・・・・・。
画像をご覧いただければわかるように、カードポケットが一段へこんでいます。これにより、カードを収納していても、カードがスマートフォン本体の画面に当たりづらくなっています。細やかな配慮が嬉しいですね。
デメリット
ここまで良いところばかり触れてきましたが、実際に使っていて感じたデメリットもご紹介します。
ガラスフィルムと干渉するかもしれない
私は現在のところガラスフィルムを付けておらず、購入するか検討していました。ですが、このケースを見てまず思ったのは「ガラスフィルムと干渉するかもしれないな」ということです。
このケースでは手帳型ケースということもあり、画面も日常的に保護されるため、私は「ガラスフィルムを買う必要がなくなった」と感じました。しかし、既にガラスフィルムを貼り付けている人は剥がす必要があるかもしれません。この点は要注意です。
操作性と重さ
手帳型ケースであるという点と Galaxy S7 edge 本体の画面サイズもあり、何もケースをつけていない状態と比べると幾分か操作性は落ちてしまいます。
また、ケースを Galaxy S7 edge に付けた重さは250g(公称値ではなく筆者実測)と片手で使うにはやや重いです。
ただ、私の場合は手帳型ケースを付けている時はほぼ両手で使うので実際に使っている限りでは操作性も重さも気になりませんでした。もちろん使い方は人次第だと思いますので、このあたりが気になる人は要注意です。
総評
他の手帳型ケースや耐衝撃ケースと比較してもスリムだなと思いますし、耐衝撃ケースを使っている時に感じる”ゴツさ”はこのケースからはあまり感じられません。
耐衝撃の安心感も、操作性を損なわないスリムさも、手帳型の画面保護と機能性も求める、二兎どころか三兎を追いたいような欲張りな方にピッタリのケースではないでしょうか。
私は過去に二度も不注意による落下で Galaxy S7 edge のディスプレイを割ってしまい補償サービスを利用しています。もう二度とこういう悲劇に見舞われたくはないので、GEAR4 OXFORD は間違いなくこれからずっと愛用していけるケースだなと感じました。
愛用のスマートフォンを守るために GEAR4 OXFORD を選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。iPhone・Galaxyシリーズを使用している方にはオススメのケースです。