Twitter社は、9月6日、公式アカウントにおいて日本対応チームを拡充し、早急な問題解決に向け動いていると表明しました。
Twitterへの多くのご意見をありがとうございます。すべての方が安心してご自分を表現いただける場にしたいと考えている中、ご期待に添えていない現状を真摯に受け止めています。最近、日本対応チームを拡充し、早急な問題解決に向け動いています。また状況をご案内させてください。
— Twitter Japan (@TwitterJP) 2017年9月6日
Twitterを全ての人が安心して表現できる場にしていきたいと言及しており、これは昨今問題となっている誤凍結の急増への対応を迫られたものと見られます。
Twitter社は問題のある表現の含まれたツイートをしているアカウントを凍結しています。通報数も重視されるため、イラストレーターや漫画家に悪意ある通報を多数行い、凍結に追い込む事例が問題視されていました。また、凍結処理はある程度自動化されているため、特段問題があるとは思われない一般人のアカウントも原因不明の凍結処置となっている例も相次いで報告されていました。
さらに、異議申し立ての窓口対応もやや機械的なテンプレートの対応をされることがほとんどであり、Twitterの日本運営への不信感がユーザー間で増大。Twitter創設者ジャック・ドーシー氏にTwitter日本運営の惨状を直訴するユーザーも現れていました。
.@Twitter @jack Why has he been suspended? →(@a_sa_me) He did NOT go against any twitter rules. (@TwitterJP) is hopelessly incompetent.
— dynee (@dai2kansetsu) 2017年8月26日
短文投稿サイトのシェアとしてはTwitterが支配的な地位を占めており、これに対抗する軸として、Mastodonが支持されています。特にイラストレーターの凍結が相次いでいたため、イラストSNS「Pixiv」が運営するMustodon「Pawoo」が注目されていました。すまほん!!でも、Mastodonアカウントを運用中ですのでよかったらフォローしてください。
こうした一連の流れを受け、Twitter社も対応に動いたと考えられます。Twitterがより良いSNSになることを期待したいところです。