これは酷い。富士通が小学生向けと銘打ち、高額な超低スペックPCを発売

 富士通クライアントコンピューティング株式会社は、国内初となる小学生向けに設計開発したノートPC「はじめての『じぶん』パソコン LIFEBOOK LHシリーズ」を発表しました。発売日は2018年7月26日。

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 OSはWindows 10 Home。性能は、Celeron 3865U、実行メモリ4GB、128GBストレージと低スペック。なんと、これでプログラミング学習をさせることを想定しているとのこと。

 さらにディスプレイは14インチと大型にも関わらずWXGA 1366×768という低解像度となっており、画面の精細さは皆無。極めて低スペックとなっています。

 「FMV まなびナビ」の各コースを1年以上継続利用すると、2年目より修理が毎年1回無料になる「あんしん修理特典」が付くとしています。まさかこんなものを何年も利用することを想定しているのでしょうか。

 本体は頑丈設計。学習用らしく、専用の「お道具箱」を添付するとしています。しかしPC本体のみでも重量はLH35/C2は約1.75kg、LH55/C2は約1.93kg。自宅から一切持ち出さないホームノートの位置付けでしょうか。

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 富士通直販サイトでの販売価格は、LH33/C2が8万3341円、LH55/C2が10万2997円となっています。

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 富士通はスマートフォンにおいても、2013年末に発表されたローエンド向けSoCである低性能なSnapdragon 410を搭載した機種を、アップデートを放棄しながら、毎年ガワを微妙に変えて最近までS410のまま何機種も出し、失笑を買っていました。富士通らしいPCと言えばそれまでなのですが、それにしても酷い。この記事を読んだ保護者の皆さん、絶対に買わないで下さい。これを使う子供の身になって下さい。いくらなんでも可哀想です。もしお子さんにプログラミングをさせたい保護者の方は、世の中にはもっといいパソコンが星の数ほどありますし、何ならニンテンドースイッチとニンテンドーラボの方がよっぽどプログラミング学習の入り口として優秀です。よくお子さんのことを考えてあげて下さい。