SHARPは、Androidスマートフォン「AQUOS sense2(アクオスセンスツー)」を正式発表しました。
長く使えそうな国産スマホ
最近OSアップデートの長期提供に力を入れつつあるSHARP。本機でも2年間のOSアップデートに対応するとしています。
IPX5/IPX8の防水、IP6Xの防塵に加えて、SIMフリースマホながらもFeliCaに対応します。ディスプレイはSHARP機ならではの「のぞき見ブロック」に対応します。
「インテリジェントチャージ」に対応し、電池の劣化を防ぐとしています。
ディスプレイ
18:9比率の5.5型IGZO液晶を採用。前モデルからは画面サイズを23%拡大したにもかかわらず消費電力は21%削減した、としています。
デザイン
本体ボディは剛性の高いアルミ素材。シルキーホワイトとニュアンスブラックの2色展開。
スペック
OS | Android 8.1 |
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CPU | Snapdragon 450 |
メモリ | 3 GB |
容量 | 32 GB |
画面 | 5.5型FHD+(2160×1080) IGZO |
カメラ | 1200万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
電池 | 2700mAh |
寸法 | 71×148×8.4mm, 155g |
その他 | USB Type-C, 指紋認証 防水防塵 |
価格・発売日
2018年冬モデルとしてアナウンス。販路と価格はまだ不明。各キャリアからの発表待ちでしょうか。メーカー側で先んじて発表を行い、同一機種を各キャリアに投入する最近のSHARPのスタイル、いいですね。
2018年10月12日追記:KDDIが2018年秋冬モデルとして取扱を発表。11月上旬発売。
2018年10月17日追記:NTT docomoが2018年秋冬モデルSH-01Lとして取扱。docomo with対象。
総評
前モデルAQUOS senseはSnapdragon 430でやや厳しい性能、しかもFull HD解像度ということで、メイン機にするにはちょっとおすすめしづらい部分のあったモデルです。性能不足のローエンドSoCにBlue-ray並の解像度を描画させるという歪(いびつ)な構成、これでゲームなんかするもんじゃないですし、地図アプリなど少し重たいアプリも動作が緩慢。割り切って使える人にとっては安上がりでFeliCaも使えて良いのですが。
今回、AQUOS sense2は3D性能は相変わらず低スペックですがCPU処理はいくらかマシになっているSnapdragon 450に積み替えたことで、動作面での改善が期待できますので、店頭で確認して特に苦がなさそうなら検討してみてもいいと思います。