Ankerさんより、入出力がUSB Type-CでPD対応のモバイルバッテリーをご提供頂きましたのでレビューします。
本製品は任天堂よりライセンス認証を受けている、Nintendo Switchにピッタリのモバイルバッテリーです。そのためパッケージは普段は青のイメージが強いAnkerでは珍しい、赤を基調としたSwitch純正アクセサリーのような感じです。
パッケージ背面にも任天堂ライセンス商品のロゴ、そして製品の仕様が表記されています。容量は13400mAhの大容量。PD出力は5V3A、9V2.5A、15V1.5Aに対応。またUSB Type-Aからは5V1.5Aの出力が可能になっています。
内容物はPowerCore 13400 Nintendo Switch EditionPowerCore、Type-Cケーブル、簡易ポーチのシンプルな構成。ポーチにケーブルも全て収まるので持ち運びも楽チンです。
質感はマットで触り心地良さめ。指紋や細かいゴミが若干目立つものの、それほど問題にはなさそう。残量はこのボタン部分のLEDで判別できます。2つ点灯時が25%、4つ点灯時で50%、8つ点灯で100%です。写真の場合ですと大体50〜25%の間というところですね。
Nintendo Switch Editionということもあり、背面にはSwitchのロゴも入っています。
ポート類は側面にUSB Type-AとUSB Type-Cが用意されています。USB Type-AからはAnker独自のPowerIQに対応。USB Type-CはUSB PDに対応しています。
モバイルバッテリー自体の充電もこのUSB Type-Cから行うのでmicroUSBケーブルを別途用意することなく、高速で充電できるのは嬉しいポイント。
そしてNintendo Switch Editionということもあり、説明書にはSwitch付属のACアダプタを使った場合の充電時間が記載されています。付属のACアダプタを利用すると3.5時間ほどで満充電できるそうです。
Nintendo Switch Editionと謳っているものの、スマホやタブレット、一部ノートパソコンへも充電ができます。
なので、先日Ankerから販売されたUSB Type-C to LightningでiPhoneを高速充電することもできますし、付属のType-Cケーブルを用いれば新型iPad ProやMacBook、一部 AndroidスマートフォンはUSB PDで高速に充電することも可能です。
このNintendo Switch Edition、名前からしてSwitch用だと決めつけ商品説明をよく見ていなかったのですが、改めて内容を見てびっくりしました。現在CheeroのPD対応のモバイルバッテリーを愛用していますがCheeroは最大18Wに対して、このSwitch Editionは最大22.5Wと優れているのに、サイズはほとんど変わらないのです。
Nintendo Switch Editionという名前から敬遠しているユーザも一定数いるかと思いますが、むしろ毎日ヘビーな使い方をするユーザにこそ使ってほしいハイスペックなモバイルバッテリーです。
充電回数はNintendo Switchなら約1.7回、スマートフォンなら約4回、MacBookなら0.8回充電できるそうなので、旅行中の充電や帰省中、出張など様々なシーンで役立つこと間違いなしのモバイルバッテリーになりそうです。