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格安スマホの通信速度トップはUQmobile、次いでY!mobile

 MMD研究所は、2019年3月格安SIM・格安スマホ通信速度調査を発表しました。同研究所利用動向上位8サービスに、SoftBankのサブブランド「Y!mobile」を加えたものが調査対象。調査端末は「Huawei P20 lite」で統一、利用アプリは「Ookla Speedtest.net」「4Gmark」。調査地は東京大阪名古屋の主要3都市。

 中央値が高かったのは、UQ mobileが23.4Mbps、次いでY!mobileが20.8Mbps、mineo(au回線)が11.2 Mbps。

 昼12時~13時の時間帯で見てみると、UQ mobileが32.8Mbpsで最も早く、次いでY!mobileが 26.5Mbps、BIGLOBEモバイル(au回線)が2.3Mbps

 計測アプリ「4Gmark」で計測した「YouTube」のローディング時間平均値は、UQ mobileが3.1秒と最も短く、次いでY!mobileが4.1秒、BIGLOBEモバイル(au回線)とイオンモバイル(docomo回線)が8.6秒。

 UQmobileやY!mobileといった大手キャリアの事実上の別働隊・サブブランドが速度面で優位な状況、やはりMVNO各社から怨嗟の声が聞こえてくるだけはあります。この2つの優位性は総務省でも問題視されたほど。確かに問題ではあろうものの、一般ユーザーからすれば、安さも速度も重視ならサクッと契約して、不満があるならサクッと乗り換えればいいだけです。

 日本の大手携帯キャリアは寡占と端末販路掌握によって強力な支配力を持ち、ユーザーへの嫌がらせに余念がありませんでしたが、その血を受け継いでいるのか、「格安スマホ」を名乗りながらも、時代遅れの「2年縛り自動更新」のプランがあったり、「解約がオンラインで不可(電話受付で可)」など、しょうもない欠点も抱えています。まずは縛りが緩めの健全なMVNOで速度を試し、それでも速度に不満があるならUQやY!mobileを検討するというのも一つの手です。

情報元MMD研究所
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