スマートフォンの最新の噂情報を元に、いち早くレンダリング画像を制作することに定評のあるBen Geskin氏は、2021年のiPhoneのレンダリング画像を公開しました。
I’m really excited about this 2021 iPhone with 6.7-inch 120Hz MicroLED notch-less display, under-screen Touch ID and completely wireless experience with no ports 🔥
If it looks something like this – I’m all in pic.twitter.com/55Xytiq3kh
— Ben Geskin (@BenGeskin) January 18, 2020
ノッチのない6.7インチの120Hz MicroLEDディスプレイ、画面内指紋認証、 完全ワイヤレス化による無端子仕様を特徴するのだといいます。
2020年のiPhoneのノッチは小型化すると噂されています。Ben Geskin氏は昨年からノッチの消滅したiPhoneのコンセプトレンダリングを上げており、今回のレンダリングもまたノッチに消えてほしいという強い願望の込められた想像図であるものと推察します。
とはいえ全くの無根拠なレンダリングというわけではありません。
iPhoneが早ければ2020年秋のiPhoneに画面内指紋認証を採用することは、高い的中精度を誇るTF証券のアナリストMing-Chi Kuo氏の投資家向けレポートでも予測されていることです。
また、既にAndroid陣営はAQUOSやRAZERを皮切りに、120Hzへの高駆動化が進んでおり、Pixel 4は90Hzディスプレイを搭載、そして2月に発表されるGalaxy S20シリーズも120Hz対応が噂されています。高駆動なディスプレイは滑らかで気持ちのいいユーザー体験に直結する部分であり、本来その領域で優位性を発揮してきたiPhoneも、高駆動化は避けて通れないはずです。
側面の形状はかつてのiPhone 4~5sを思い出させます。これは今年のiPhoneのデザインとして噂されているものを取り入れています。
ジョナサン・アイブ氏が、最新iPhoneのデザインの原型となった「iPhone X」をデザインするにあたり、イメージしたのは「今後10年のスマートフォン」であり、当初このモデルは「Lightning端子をも廃止した無端子仕様」であったと伝えられています。全てを無線で担い、無端子にするというのは、悲願達成と言えるわけです。
最新の噂と夢に基づいたBen Geskin氏のレンダリング。あなたは2020年、2021年のiPhoneがどうなると思いますか?