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モトローラ、トレンドを抑えたデザインと個性的な機能を備えた廉価帯「moto g8 / g8 power」発表!

 Motorola Mobility Japanは、SIMフリーAndroidスマートフォン「moto g8」「moto g8 power」を正式発表。5月4日より国内各販売チャネルにて順次発売します。

(4月24日12時41分更新:発売日を5月4日に変更とのこと。記事内記述を変更しました)

モトローラ新製品発表会

分離プランでも好調のモトローラ、新機種を投入

 Motorola Mobility Japanのダニー・アダモポウロス代表取締役社長が冒頭で、シドニーのオフィスからビデオメッセージ。日本で1ヶ月前に発売した「moto g8 plus」は顧客から好評。このmoto g8シリーズの最新モデルとなる「moto g8」「moto g8 power」を今回投入。

 Motorolaでは日本市場にて1年毎に販売数倍増を見せており、2019年度は2018年度の2倍であったとのこと。さらに今年はマーケティング・国内販売にかかわるメンバーも増員したとのこと。

 Motorola Mobility Japanの製品担当の島田氏が解説。moto gシリーズの初代は2013年に登場。格安SIMの言葉が話題となりつつあった頃、moto g3 (2015)で日本市場参入したものの、少し高かったのでそれほど販売数は伸びなかった一方、moto g4シリーズではDSDSに対応することで大きく販売数を伸ばし、「Motorolaおかえり」と好評を得たといいます。

 moto g7の2019年には、消費増税や分離プラン導入があったものの、販売数は増加。Motorolaには追い風となったようです。Motorolaは開発品質や組み立て品質にもこだわっており、故障率は非常に低く、販売店からの返品も少なく好評。分離プランだからこそ端末自体の価値が評価されると見ているそうです。

 2020年、moto g8シリーズのラインナップとしてはmoto g8 plusが最上位。FHD+の高解像度ディスプレイに対応したmoto g8 powerがこれに続き、moto g8はHD+解像度。

(左:moto g8, 右:moto g8 power)

 なお、moto g8 plusが一ヶ月前に発表、g8 / g8 powerが今回発表となったのは、開発段階からのズレに加え、新型肺炎の影響。Motorolaや親会社レノボは30箇所以上の工場を持っており、中国国内では全て稼働、工場は順調に立ち直りつつあり、生産数も増加。moto g8 plusは供給が追いついていない状況があったものの、遅れを取り戻していくとのこと。

moto g8シリーズの特徴

 「ユーザーの『ここ大事』を外さない」。moto g8 plus同様、Snapdragon 665プロセッサを搭載。実行4GBメモリで高いパフォーマンスを得ています。イヤホンジャックあり。背面Mロゴ部分に指紋認証センサー。

 ディスプレイは6.4インチ液晶。今年のスマートフォン業界は最新旗艦でパンチホールを備えるのがトレンドですが、moto g8 / g8 powerもインディスプレイカメラにて、価格を抑えたモデルながらも今風の見た目。

 2回ひねるとカメラが起動、3本指長押しでスクリーンショットといった使いやすい独自機能「motoエクスペリエンス」を備えます。Google Lensにも対応します。

 4G+4G DSDVあり、国内全てのキャリアに対応。楽天MNOは、moto g8とmoto g8 powerは当初から対応済み、moto g8 plusは5月初めに対応予定。OSは出荷時Android 10。Androidエンタープライズ推奨品のため、セキュリティーパッチ適用やバージョンアップが期待できます。

カメラ機能

 今風の垂直配列の多眼カメラを備えます。メイン、マクロ、広角に加えて、moto g8はレーザーAF、moto g8 powerは光学2倍望遠を備えます。

 かんたんなジェスチャーでカメラシャッターが可能。グルーフィーで全員が笑顔になったことを検知してシャッターを切るオートスマイルキャプチャーや、撮影した写真をよりプロの写真家の構図に近いものに加工することを提案するスマート構図といった便利機能も備えます。

 マクロカメラは通常より5倍接写、被写体から2cmで撮れるとのこと。

(マクロ作例)

 被写体は静止画、動いている背景はアニメーションさせる「シネマグラフ」にも対応。新幹線が上から出てくるが、トンネルで消えるという不思議な写真も撮影可能。GIFもしくはmp4で出力可能。

moto g8

 最大40時間の電池もち。急速充電にも対応します。同梱の充電チャージャーで10W。本体カラーはノイエブルーとパールホワイト。

 モトストアでの販売価格は税込み2万5800円。

moto g8 power

 6.4型FHD+。音響はDolby Audio対応。大容量5000mAh電池にて2日以上もつバッテリー。付属の18Wチャージャーにて15W Turbo Power充電に対応します。

 カラーバリエーションはスモークブラックとカプリブルー。モトストア価格は税込み3万2800円。

総評:この大容量電池とCPUでこの価格、魅力的

 ミッドレンジSoCとしてはCPU処理性能の高いSnapdragon 665を搭載しているのはポイント。両者価格のお手頃なモデルながら、普段使いにおける動作で困らないことが期待できそうです。Android 10で作り込みすぎないソフトウェアながらも個性の光る独自機能を備え、DSDV対応なのもいいですね。

 moto g7 powerはノッチ太め、解像度をHD+としており、あくまで電池持ちに特化したモデルといった印象でしたが、今回、moto g8 powerは今風のパンチホールカメラを備えた上でFHD+解像度を有しており、背面カメラ仕様も光学2倍望遠を加えてg8よりも強力な仕様となっています。これで5000mAh電池搭載。かなり魅力的ですね。

 moto g8も、moto g8 powerにこそ及ばないものの4000mAhの大容量電池となっていて、見た目も良く、税込み2万5800円という圧倒的な低価格。こちらも見逃せません。垂直配列のカメラやスッキリしたデザイン、今風のパンチホールなど、普通に自分で使う端末としても良さそうですし、家族の格安SIMデビューのお供としておすすめするのにも安くてなかなか良さそうと感じました。

 なお今回発表の機種では非対応となっているFeliCaや防水仕様への今後の対応については「もちろん考えていて準備は着々と進めている」と好感触。5Gについても世界初の対応機を出したという自負があり、日本でも準備を進めているとしています。今後もMotorolaの動向が楽しみなところです。

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